目的
すべてのテーブルの再作成処理を再始動します(ALL TABLESオプションが指定されたREBUILDコマンド)。
すべてのテーブルに対するTable Rebuildユーティリティの実行時にTeradata Databaseの障害が発生した場合、このコマンドを実行すると再作成プロセスが再始動されます。すでに再作成されたデータベースやテーブルをバイパスして、システム障害の発生時に再作成されていたテーブルから続行できます。
構文
- nnnn
- すでにALL TABLES再作成が実行されたAMPのvproc番号。
使用上の注意
RESTART REBUILDコマンドは、システムの再始動または障害によって終了したすべてのテーブルの再作成処理を再始動します。RESTART REBUILDが実行された後、ユーザーが介入する必要はありません。
Table Rebuildユーティリティは、再作成処理が終了した場所を自動的に判別し、適切な場所から再始動します。Table Rebuildユーティリティは、再作成されるデータベース名と表名が(データベース内のデータベースIDおよび表IDの順番に)リストされたスプール ファイルを使って、再始動する場所を判別します。それぞれのサブテーブル(基本およびフォールバック)を再作成する前に、Table Rebuildユーティリティは、再始動レコードを現行のDBC表のSysRcvStatJournalに書き込みます。
RESTART REBUILDを開始すると、このプログラムは再始動レコードを読み取り、スプール ファイル内の該当する場所から処理します。Table Rebuildユーティリティが完了した後、再始動の行はジャーナル表から削除されます。