目的
フィールド グループ
一般
有効な設定値
設定 | 説明 |
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0 | 無効。時刻と日付の組み込み関数によって返される値に、Teradata Databaseサーバーのローカル時間の値は反映されますが、ユーザーまたはセッションに定義されたタイムゾーンの値は反映されません。これは、設定値が1の場合と同じです。 |
1 | 無効。時刻と日付の組み込み関数によって返される値に、Teradata Databaseサーバーのローカル時間の値は反映されますが、ユーザーまたはセッションに定義されたタイムゾーンの値は反映されません。これは、設定値が0の場合と同じです。 |
2 | 有効。時刻と日付の組み込み関数によって返される値に、セッション タイムとセッション タイムゾーンが反映されます。DateTimeの値は、データベースにUTCとして格納されます。 |
3 | 有効。時刻と日付の組み込み関数によって返される値に、セッション タイムとセッション タイムゾーンが反映されます。DateTime値でゾーン情報のないものは、データベースにシステムのローカル時間として格納されます。 システムのローカル時間の時差は、SDFファイルとtdlocaledefユーティリティを使用するか、またはSystem TimeZone HourとSystem TimeZone MinuteのDBS制御設定を使用して定義されます。 |
デフォルト
- 新しいTeradata Databaseシステム。
- 以前のTeradata Databaseリリースからアップグレードまたは再初期化(SysInit)され、TimeDateWZControlが0、System TimeZone HourまたはSystem TimeZone Minuteが0以外だったシステム。
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
テンポラル テーブルを使用するためには、TimeDateWZControlが有効になっている必要があります。テンポラル テーブルの詳細については、<Teradata Vantage™ ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>と<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。
- CREATE USER文のTIME ZONEパラメータ
デフォルトのタイムゾーンの時差をユーザーによって開かれたセッションに使用されたUTCから設定します。
- SET TIME ZONE文
タイムゾーンの時差を現在のセッションのUTCから設定します。現在のユーザーに定義されたタイムゾーンを上書きします。
セッション タイムゾーンが、これらのいずれの方法でも定義されていない場合、セッション タイムゾーンはデフォルトで、DBS制御フィールドのSystem TimeZone HourとSystem TimeZone Minuteで定義されたTeradata Databaseシステム時刻タイムゾーンになります。
例: DBS制御のTimeDateWZControlフィールドの使用
- Teradata Databaseサーバーのローカル時間は、協定世界時(UTC)で2010年1月31日の11:59:00です。
- ユーザーTKは東京に住んでいて、タイムゾーンをUTCから+9時間の時差で定義しています。
- ユーザーLAはロサンゼルスに住んでいて、タイムゾーンをUTCから-8時間の時差で定義しています。
- ユーザーTKとユーザーLAが、同時にCURRENT_TIMESTAMP関数を実行します。
このフィールドが有効になっている場合、次のようになります。
ユーザーTKの場合、CURRENT_TIMESTAMP関数は、次の値を返します。
2010-02-01 20:59:00.000000+09:00ユーザーLAのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-01-31 03:59:00.000000-08:00このフィールドが無効になっている場合、次のようになります。
ユーザーTKの場合、CURRENT_TIMESTAMP関数は、次の値を返します。
2010-01-31 11:59:00.000000+09:00ユーザーLAのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-01-31 11:59:00.000000-08:00CURRENT_TIME関数とCURRENT_DATE関数も、同じような結果を表示します。
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
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Teradata Databaseの時刻と日付の組み込み関数 | Teradata Vantage™ SQLの日付および時刻関数と式、B035-1211 |
セッション タイムゾーンの設定 | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144の"SET TIME ZONE"、"CREATE USER"、"MODIFY USER" |
DateTime、Interval、およびPERIOD データ型 | Teradata Vantage™データ型およびリテラル、B035-1143 |
System TimeZoneフィールド | System TimeZone HourとSystem TimeZone Minute |
テンポラル テーブル | Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート、B035-1182 |