目的
Teradata Databaseを特定のポイント リリース(xx。10など)にコミットして、リリース固有の特定の機能を使用可能にします。これにより、メジャー リリースのシステムを再初期化せずに、対応するメジャー リリース(xx。0)にシステムを戻すことができないようにします。
フィールド グループ
一般
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | 特定のポイント リリース固有の機能を使用可能にします。これにより、Teradata Databaseの以前のメジャー リリースにシステムを戻すことができなくなります。 この設定がTRUEの場合、FALSEには変更できません。
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FALSE | 特定のポイント リリース機能を有効にすることはできませんが、システムの初期化(SysInit)なしに、現在インストールされているポイント リリースから対応するメジャー リリースにシステムを戻すことができます。 |
デフォルト
メジャー リリースで初期化されたシステムでは、デフォルトの設定はFALSEで、変更は行なえません。
新たにシステム初期化を行なわずに、メジャー リリースからポイント リリースにアップグレードされたシステムでは、デフォルトの設定はFALSEで、変更が可能です。TRUEにこの設定を変更した後、再びFALSEを設定することはできません。
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
ポイント リリースで有効になっている場合、特定の新機能により、システムは対応するメジャー リリースに戻すことができなくなります。NoDot0Backdownが明示的にTRUEに設定されていない限り、これらの機能は有効にできません。NoDot0BackdownがTRUEに設定された後は、変更できず、システムの再初期化なしでシステムを戻すことはできません。NoDot0BackdownがTRUEであることを必要とする機能については、Teradata Databaseのこのリリースの<Teradata Vantage™ NewSQLエンジンのリリース定義、B035-1725>を参照してください。