目的
RESTARTコマンドは、強制的にデータベースを再始動します。
構文規則
- TPA
- このオプションは、RESTARTコマンドへの影響はありません。互換性のために含まれています。
- NODUMP
- システム ダンプは発生しない。これは、デフォルトです。
- DUMP
- ダンプを行なうかどうかを指定する。
- YESにすると、ダンプが行なわれる。
- NOにすると、ダンプは行なわれない。
- restartkind
- 実行する再始動のタイプを指定する。
- COLDはデータベース(DBS)コンポーネントを含む完全な再始動を示すが、トランザクションの回復は延期される。
- COLDWAITは完全な再始動を示すが、DBSの始動はトランザクションの回復の完了まで延期される。
- restart comment
- 再始動の理由を記述する。
使用上の注意
RESTARTコマンドは、暗黙のうちにVproc Managerを終了させます。
RestartKindまたはRestart Typeを設定するには、SET RESTARTまたはデータベース ウィンドウ(xdbw)のRESTART TPAコマンドを参照してください。
RestartKindまたはRestart Typeの現在のシステム設定を確認するには、STATUS DBSを参照してください。
システムの停止と再始動の追加情報については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>を参照してください。
例: COLD再始動の実行
次の例は、COLD再始動の実行方法と理由の指定方法を示しています。
Enter a command, Help, or Quit: RESTART COLD This is a test. The system will be restarted: Dump : NO RestartKind : COLD Reason : This is a test.
例: ダンプを実行して再始動
次の例は、RestartKindの現行のシステム設定値を使用して再始動する方法と理由の指定方法を示しています。
Enter a command, Help, or Quit: RESTART DUMP = YES This is a test. The system will be restarted: Dump : YES RestartKind : COLD Reason : This is yet another test.
例: 現在の再始動設定を使用して再始動
次の例は、RestartKindの現行のシステム設定値を使用して再始動する方法とデフォルトの再始動のコメントを示しています。
Enter a command, Help, or Quit: RESTART The system will be restarted: DUMP : NO RestartKind : COLD Reason : System restarted by VprocManager.