目的
アーカイブから復元されたデータベース テーブルがブロックレベル圧縮されているかどうかを、アーカイブ時の各テーブルの有効なBLOCKCOMPRESSION設定、またはテーブルの復元時のシステムレベルBLCデフォルトに基づいて決定します。
このフィールドは、BLOCKCOMPRESSIONの有効な値であるALWAYSまたはNEVERを持つテーブルには影響しません。
フィールド グループ
圧縮
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | ブロックレベル圧縮のシステム デフォルト設定は、リストアされたテーブルがブロックレベルで圧縮されているかどうかを判断します。 |
FALSE | アーカイブ時点での有効なテーブルのBLOCKCOMPRESSION値は、リストアされたテーブルがブロックレベルで圧縮されているかどうかを判断します。 |
デフォルト
FALSE
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
このフィールドは、BLOCKCOMPRESSIONの有効な値であるALWAYSまたはNEVERを持つテーブルには影響しません。これには、BLOCKCOMPRESSIONオプションが含まれるように作成または変更されたテーブルが含まれます。
- ALWAYSまたはNEVERに設定されている
- DEFAULTに設定され、DefaultTableMode DBS制御フィールドはALWAYSまたはNEVERに設定されている
- 指定なしで、DefaultTableMode DBS制御フィールドはALWAYSまたはNEVERに設定されている
データの復元先ターゲット システム上で、有効なBLOCKCOMPRESSIONがALWAYSまたはNEVERに設定されているサブテーブルには、このフィールドは影響しません。
永久テーブルとグローバル一時テーブルの場合、さまざまなサブテーブルに基本データ、フォールバック データ、LOBデータが格納されています。これらのデータのカテゴリのBLCは、DBS制御圧縮フィールド14~21(Compress~DBsフィールド)を使って個別に制御できます。対応する基本テーブルのBLOCKCOMPRESSION設定が明示的にMANUALに設定されているか、またはDefaultTableMode DBS ControlフィールドがMANUALに設定されている場合にDEFAULTに設定された(または未設定)場合にだけ、これらのサブテーブルの設定は有効になります。
BLOCKCOMPRESSIONクエリー バンドによって制御されるブロック圧縮は、OverrideARCBLCフィールドの設定よりも優先されます。
BLCは、Teradata Databaseファイル システムのデータ ブロック(DB)レベルでのデータ圧縮を可能にします。 圧縮により所定のデータ量に必要なストレージの量が低減されます。 DBS制御のBlockLevelCompressionフィールドで、BLCを有効または無効にできます。
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
ブロック レベルの圧縮 | Teradata Vantage™ データベース設計、B035-1094 |
異なる種類のサブテーブル データの有効なBLOCKCOMPRESSION値を決定するDBS制御フィールド | |
BlockLevelCompressionフィールド | BlockLevelCompression |
BLOCKCOMPRESSIONテーブル オプションとBLOCKCOMPRESSIONクエリー バンド | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |