目的
ゲートウェイは、すべての重要なイベントを内部循環バッファに記録し、新しいイベントが記録されると、バッファ内の古いイベントは上書きされます。FLUSH TRACEコマンドは、現在バッファ内にあるイベントをすべてゲートウェイ ログ ファイルに書き込むようにゲートウェイに指示します。これにより、バッファから消えてしまう可能性のある最新のイベントのレコードが保持されます。
FLUSH TRACEは、ENABLE TRACEコマンドやGateway Controlの追跡オプションで追跡がまだ有効化されていない場合に、ゲートウェイの最新のアクティビティを記録することができるので、ゲートウェイの問題の調査に役立ちます。それらのオプションについて詳しくは、Gateway Control (gtwcontrol)を参照してください。
構文規則
使用上の注意
FLUSH TRACEコマンドは、ゲートウェイの異常を診断するときに使用できます。
その他の詳細は、ENABLE TRACEおよびDISABLE TRACEを参照してください。
FLUSH TRACEコマンドを使用する場合は、事前にSELECT HOSTコマンドを使用して、セッションの実行元のホスト グループを選択する必要があります。詳細は、SELECT HOSTを参照してください。
ゲートウェイ ログ ファイルの詳細については、Gateway Control (gtwcontrol)を参照してください。
例: ゲートウェイ ログ ファイルへのバッファされたゲートウェイ イベントの書き込み
内部追跡バッファの内容をイベント ログ ファイルに書き込むようゲートウェイに指示するには、次のように入力します。
flush trace