デフォルトのデータベースを指定します。
ANSI準拠
DATABASEは、ANSI/ISO SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。
呼び出し
実行可能形式。
埋め込みSQLのみ。
構文
DATABASE { database_name | database_name_variable }
構文要素
- database_name
- SQL識別子。
- database_name_variable
- ホスト変数。
使用上の注意
- database_nameまたはdatabase_name_variableのどちらとして指定するにしても、データベース名は有効なSQL識別子でなければなりません。
- database_name_variable形式を使用する場合は、クライアント言語のSQL文字列のルールに従ってホスト変数を指定する必要があります。
- DATABASEの指定内容は、必ずDATABASEまたは-dbのPreprocessor2指定内容と一致していなければなりません。
文とオプションで同じデータベースを指定する必要はないものの、アプリケーション プログラム内の全ての非修飾オブジェクト参照は、アプリケーション実行時にSYSUDTLIB、プリコンパイル時に解決されるオブジェクトと互換性のあるオブジェクトに解決されなければなりません。
- 複数のデータベースに存在するオブジェクトを参照する場合は、完全修飾名を使用するようにしてください。複数のデータベースに同じ名前のテーブルやビューが存在している場合に、完全修飾名を使わずにそれらのオブジェクトを参照すると、名前解決の問題が発生します。このような名前解決の問題は、同じ名前のオブジェクト群自体を参照していない場合でも発生することがあります。
- Preprocessor2に対してTRANSACT(2PC)を指定した場合は、DATABASEが無効になります。