CSVファイル スキーマ - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/vnq1596660420420.ditamap
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B035-1146
Product Category
Software
Teradata Vantage

CSVファイルには通常、ファイルの最初の行としてヘッダー行が含まれます。ヘッダー行は、ファイルの後続行ごとの対応するデータ フィールドで定義される列の名前を定義します。デフォルトでは、レコード内の各フィールドをカンマ(,)で区切り、各レコードを改行(CRLF復帰改行/改行)で区切ります。以下に例を示します。

First Name,Last Name,City
John,Smith,Los Angeles
Mary,Jones,New York

外部データのCSVファイルにヘッダー行がない場合は、データベースでスキーマオブジェクトを作成する必要があります。スキーマ オブジェクトは、CSVファイル内のフィールドに対応する列名を指定します。Vantageは、CSVデータの外部テーブルを作成するときに、これらの列名を使用します。(ヘッダー行を含むCSVファイルのスキーマを作成しないでください。作成すると、ヘッダーが外部テーブルの最初の行になります。)

CSVファイルのスキーマを作成するには、SQL文CREATE storage_formatSCHEMAを使用します。詳しい説明は、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。

スキーマは、CSVデータに対してスキーマが定義されている場合でも、フィールドおよび区切り記号の指定にJSONスタイルの構文を使用します。

CSVファイルにヘッダー行がないながら特定の列名を手動で割り当てたくない場合、例えば列数が非常に多い場合などは、Vantageで列名を自動的に割り当てられるようにできます。CSVファイルのスキーマを作成し、スキーマ仕様に"field_names":[]オプションを含め、角括弧の内容を空のままにします。Vantageでは、csvfldn形式の列名が自動的に生成されます。

スキーマは、CSVファイルで使用されるフィールド区切り記号を示すこともできます。区切り記号が標準のカンマ文字ではない場合(タブ区切り記号のTSVファイルなど)では、"field_delimiter"パラメータを使用します。USING...ROWFORMATオプションがフィールド区切り記号も指定する場合、スキーマの指定が優先されます。

READ_NOS USING...HEADERオプションを使用して、CSVデータにヘッダー行があるか、または関連付けられたスキーマをCSVデータが使用するかを指定します。