同期サービスを使用する場合のフェイルオーバー環境の有無に関係なく、同期サービスを開始する前に、アクティブ リポジトリとスタンバイ リポジトリを同期する必要があります。アクティブ リポジトリとスタンバイ リポジトリの同期に記載されている手順に従って、アクティブ リポジトリとスタンバイ リポジトリを同期してください。
- アクティブ同期サーバーのsync.propertiesファイルを編集し、master.hostプロパティをアクティブ同期サーバーのホスト名に設定します。
- スタンバイ同期サーバーのsync.propertiesファイルを編集し、master.hostプロパティをアクティブ同期サーバーのホスト名に設定します。
- アクティブ同期サーバーのsync.propertiesファイルを編集し、sync.isMasterプロパティをtrueに設定します。
- スタンバイ同期サーバーのsync.propertiesファイルを編集し、sync.isMasterプロパティをfalseに設定します。
- アクティブ同期サーバーとスタンバイ同期サーバーのsync.propertiesファイルのmaster.portプロパティを、アクティブ同期サービスとスタンバイ同期サービスが通信を行なうポートに設定します。
- アクティブ同期サーバーで、同期サービスをアクティブとして開始します。/opt/teradata/datamover/sync/nn.nn/dmsync startここで、パス中のnn.nnはData Moverのメジャーおよびマイナーのバージョン番号を指します。
- スタンバイ同期サーバーで、同期サービスをスタンバイとして開始します。/opt/teradata/datamover/sync/nn.nn/dmsync startここで、パス中のnn.nnはData Moverのメジャーおよびマイナーのバージョン番号を指します。
- 同期サービスが開始されたら、アクティブ同期サーバーでjob.useSyncService構成プロパティをtrueに設定して同期を有効にします。