ファイル名に含まれるワイルドカード式は、データをTeradata Databaseに読み込むデータのインポート シナリオで使用できます。ファイル名に含まれるワイルドカード文字は、"S3SinglePartFile=True"を設定し同時にワイルドカード文字*または?をS3Prefix名またはS3Object名で使用することで指定できます。
S3オブジェクトは、Unixシェルと同じルールを使用して選択します。ワイルドカード ファイル仕様と一致するファイル名がジョブ ログに追加され、ワイルドカード式と一致する名前を持つ各ファイルからのデータがTeradata Databaseテーブルに読み込まれます。
オブジェクト名の"/"とワイルドカード文字を照合するワイルドカード式はスキップされます。ワイルドカード文字は、名前の'/'分離記号と一致しなくなります。例えば、'/ab*'は'/abc/xyz'と一致しません。/alph*/*を入力して、/alphabet/a、/alphabet/bなどと照合させることができます。これは、シェルのファイル名拡張でGLOBから予期されるのと同じ動作です。
S3PrefixとS3Objectは拡張の前に連結されます。ワイルドカード文字はどちらにも表示されます。どのファイルとも照合しないワイルドカードは、エラー応答で正しいパターンを表示します。