概要 - Access Module

Teradata® Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
16.20
Published
2019年9月
Language
日本語
Last Update
2020-01-29
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B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata Access Module for OLE DBは、Teradataのロード ユーティリティおよびエクスポート ユーティリティ(Teradata FastLoad、Teradata FastExport、Teradata MultiLoad、TPump、Teradata Parallel Transporter [PT]、およびBTEQ)とOLE DBプロバイダが使用可能なデータ ソースとの間のインターフェースとして機能する、ダイナミック リンク ライブラリ(DLL)です。このアクセス モジュールは、途中で中間記憶域を使用することなく、OLE DBデータ ソースとTeradata Databaseとの間でデータを短時間で移動します。

このアクセス モジュールを使用すれば、アクセス モジュール ジョブ(.amj)ファイルを表示、編集、再実行したり、短時間で1回のコピーを行なったり(OLE DBデータ ソースのデータを使用してTeradata Databaseに新しいテーブルを作成するため)、OLE DBデータ ソースからTeradata Databaseへ短時間で1回のインポートを行なったりすることができます。

Teradata Access Module for OLE DBでは、データを移動するために以下のオプションが提供されています。
  • データ ソース > OLE DBプロバイダ > Teradata Access Module for OLE DB > Teradataロード ユーティリティ/Teradata PT > Teradata Database
  • Teradata Database > Teradataエクスポート ユーティリティ > Teradata PT > Teradata Access Module for OLE DB > OLE DBプロバイダ > データ ソース
  • Teradata Database > Teradata PT > Teradata Database

Teradata Access Module for OLE DBは、ターゲット テーブルがない場合はロード操作中に新しいテーブルを作成し、ある場合は既存のテーブルに追加(インポート)します。 インポートにFastLoad/Teradata PT load operatorが使用される場合は例外です。この場合、ロード操作は、空のテーブルにのみ適用されます。 つまり、FastLoad/Teradata PT load operatorを使用するロード操作は、既存のテーブルにロードできません。

Teradata Access Module for OLE DBを使用して、以下のプロセスを実行できます。
  • アクセス モジュールのグラフィカル ユーザー インターフェース(GUI)を使用する場合:
    1. Teradata Access Module for OLE DB(別名Teradata OleLoad)のGUIを開き、データ ソースと宛先を選択する。
    2. .amjファイルとしてジョブを保存する。
    3. Teradataユーティリティを選択し、データの転送(ロードまたはエクスポート)、スクリプトの生成、およびジョブの実行を行なう。

    詳細については、OleLoadを使用したロードとエクスポートを参照してください。

  • コマンド プロンプトでTeradataのロードおよびエクスポート ユーティリティからアクセス モジュールを実行する場合:
    1. Teradataユーティリティで、Teradata Access Module for OLE DBおよび以前に保存した.amjファイルを参照するスクリプトを作成する。
    2. スクリプトを実行する。

    詳細については、コマンド プロンプトでのロードおよびエクスポートを参照してください。

Teradata Database間でコピー操作を行なう際には、手段としてTeradata Access Module for OLE DBを使用するよりもロード ユーティリティとアンロード ユーティリティを直接使用する方が効率的です。