DSCサーバーにClientHandlerパッケージをインストールします。
ClientHandlerインストールのベース ディレクトリ(base_dir)を指定できます。以下にインストールされます。
base_dir/teradata/client/version/dsa
インストール ディレクトリとして/または/usrを使用しないでください。 サービス ユーザーがディレクトリにアクセスできるように、指定されたディレクトリに対する権限が変更されます。
- DSCサーバーで、DSCが起動して実行されていることを確認します。/etc/init.d/dsc status
- ClientHandlerサーバーで、スクリプトrpmファイルを抽出します。tar zxvf ClientHandler_slesxx_arch.xx.xx.xx.xx-######.tar.gz形式がClientHandler.xx.xx.xx.xxのディレクトリは、現在の作業ディレクトリに抽出されます。
- ClientHandler.xx.xx.xx.xxディレクトリに移動します。
- インストール スクリプトを実行します。./clienthandler_install.sh -r ClientHandler-xx.xx.xx.xx-######.rpm
- ClientHandlerの値を入力します。
ClientHandlerプロンプト 説明およびデフォルト値 ベース ディレクトリを入力 base_dir/teradata/client/version/dsa ActiveMQ Broker Host Name and Port ActiveMQブローカーを実行しているコンピュータのホスト名またはIPアドレス、およびActiveMQブローカーがリスニングしているサーバーのポート番号(tcpの場合は61616、sslの場合は61617)。デフォルト: 61616 通常、DSCサーバーの形式は、hostname:portです。例えばdsc1:61616
複数のホスト名とポートを入力できます。完了したらEnterを押して続行します。
ActiveMQ Connection ActiveMQ接続のタイプ(tcpまたはssl)。tcpを選択した場合、ActiveMQ接続はインストール中に検証されます。sslを選択した場合、ActiveMQ(jms ssl)パスワードはDSA REST API httpsパスワードと一致する必要があります。デフォルト: tcp Filepath of SSL truststore SSLを使用する場合は、SSLトラストストア ファイルのファイルパスを入力します。デフォルト: なし Filepath of SSL keystore SSLを使用する場合は、SSLキーストア ファイルのファイルパスを入力します。デフォルト: なし SSL Keystore Password SSLを使用している場合は、クライアントのキーストア パスワードの値をクリアテキストで入力します。デフォルト: なし DSARest Webサービスをhttpsに設定した場合、SSLキーストア パスワードはDSARestキーストア パスワードと一致している必要があります。
Server ID このClientHandlerの一意のサーバーID。サーバーのホスト名が推奨されます。デフォルト: hostname Is Master Server? このサーバーが、インクリメンタル ジョブ通信で使用されるCBB Webサービス マスター サーバーであるかどうかを示します。 Changed Block Backup(CBB)復元ジョブのターゲット グループで定義されているメディア サーバーのWebサービス マスター サーバーはすべて同じである必要があります。そうでない場合は、復元ジョブが失敗します。CBB File Path Webサービス マスターでこのパスを使用します。このパスは、復元オペレーション中、Change Block Backup(CBB)の一時ファイル ストレージに必要な共有ディレクトリです。デフォルト: /var/opt/teradata/dsa/cbb Master Server's Hostname インクリメンタル ジョブ通信で使用されるCBB Webサービス マスター サーバーのホスト名。このプロンプトは、プロンプト"Is Master Server?(マスター サーバーですか?)"に対してNoと応答した場合にのみ表示されます。 - Linux環境変数を設定するには、ログオフしてからDSCに再度ログインします。
- ClientHandlerが実行されていることを確認します。/etc/init.d/clienthandler status
- 必要に応じて、ClientHandlerサーバーごとにこれらの手順を繰り返します。
- 問題がある場合は、構成スクリプトを実行します。clienthandlerConfigure.sh
次のタスク
BARCmdlineパッケージのインストールへ移動します。