Teradata PTジョブ スクリプトの実行を開始する前に、次のグローバル構成ファイルをセットアップすることを推奨します。 セットアップは通常、Teradata PTのインストール時にのみ必要です。
構成ファイルのパラメータ | 目的 |
---|---|
グローバル ジョブ変数ファイル | 多くのジョブで使用可能なグローバル変数と値を指定できます。 グローバル変数を作成すると、複数のジョブ スクリプトに値を再入力することが原因で生じるエラーをなくすことができます。 また、ユーザー名やパスワードのような情報をスクリプトに含めずに管理できるので、それらの情報が許可されていないユーザーに表示されることもありません。 |
チェックポイント ディレクトリ | これらのディレクトリのセットアップは、Teradata PTのインストール手順に含まれます。 詳細については、Teradata Tools and Utilitiesの導入ガイドを参照してください。 |
ログ ディレクトリ |
これらの構成ファイルの内容は、すべてのジョブで共有できます。
Teradata PTでは、次のオペレーティング システムで構成ファイルを使用してTeradata PTシステム全体の構成オプションを指定できます。
プラットフォーム | 構成ファイル |
---|---|
Windows | <installation directory>\twbcfg.ini |
UNIX | <installation directory>/twbcfg.ini 構成オプションは、ホーム ディレクトリに次の構成ファイルを配置して、カスタマイズすることもできます。$HOME/.twbcfg.ini |
z/OS | ATTRFILEのDDNAMEによって指定されます。 |
構成ファイルのパラメータを指定するには、以下のフォームを使用します。 <パラメータ> = <単一引用符で囲んだ文字列>;
例えば、UNIXシステムでは:
GlobalAttributeFile= '/opt/teradata/client/<version_number>/tbuild/global.jobvariables.txt';
CheckPointDirectory= '/opt/teradata/client/<version_number>/tbuild/checkpoint'
LogDirectory= '/opt/teradata/client/<version_number>/tbuild/logs';
説明:
- GlobalAttributeFileは、グローバル ジョブ変数ファイルのパスです。
- CheckpointDirectoryは、Teradata PTがジョブのチェックポイント レコードを格納する場所です。
- LogDirectoryは、Teradata PTがジョブのログを格納するディレクトリです。