ジョブの目的
データをデータベース以外のソース ファイルから直接読み取るか、アクセス モジュールから読み取り、複数のデータベース テーブルに対して、INSERT、DELETE、UPDATE操作を実行します。 このジョブのロード部分は、Teradata MultiLoadユーティリティの最も一般的な使用法と同等です。
データ フロー図
次の図は、ジョブ例2の2つのバリエーションのジョブ要素の図を示しています。
ジョブ例PTS00004 – フラット ファイルからのデータの読み取り
ジョブ例PTS00005 – 名前付きパイプからのデータの読み取り
サンプル スクリプト
このジョブの2つのバリエーションに対応するサンプル スクリプトについては、sample/userguideディレクトリにある以下のスクリプトを参照してください。
- PTS00004:ソース ファイルからのデータの直接読み取りと、Teradata Databaseテーブルに対するUPSERTの実行
- PTS00005:名前付きパイプからのデータの読み取りと、複数のTeradata Databaseテーブルに対するUPSERTの実行
使用理由
このジョブは以下のものを使用します。
- DDLオペレータ。これは、このオペレータが、ターゲット テーブルを削除/作成し、作業テーブルを削除できるためです。
- DataConnectorオペレータ。これは、このオペレータがデータベース以外のデータ ソース、ODBCに準拠していないデータ ソース、および名前付きパイプからデータを読み取る唯一のProducerオペレータであるためです。
- ConsumerオペレータとしてのUpdateオペレータ。これは、このオペレータがINSERT、UPDATE、DELETE操作を、新規または既存のデータベース テーブルに対して実行できるためです。