中間ファイル ロギング ジョブは、ロードされたデータのアーカイブまたはバックアップ ファイルとして機能する外部フラット ファイルに重複するデータ ストリームを同時にロードしているときに、MQまたはJMSからトランザクション データを読み取り、データベース テーブルで継続的にINSERT、UPDATE、およびDELETE操作を実行します。
方策
中間ファイル ロギングでは、複数のAPPLY句を使用する必要があります。1つはデータベースに書き込むオペレータ用、もう1つは外部フラット ファイルに書き込むオペレータ用です。
DataConnectorオペレータは、ジョブ スクリプトで2回使用されます。
- DataConnector Producerオペレータは、トランザクション データ ソースであるJMSまたはMQアクセス モジュールからデータを読み取ります。
- DataConnector Consumerオペレータは、DataConnectorプロデューサからデータ ストリーム(データベースに書き込まれているデータの重複)を受け取り、外部フラット ファイルに書き込みます。
2つのDataConnectorオペレータ定義の内容は、通常の必須属性に加えて、以下の点で異なっています。
- プロデューサ バージョンには、次の指定が必要です。
- トランザクション データを提供するアクセス モジュールとインターフェースするためには、AccessModuleName属性とAccessModuleInitStr属性を使用します。
- OpenMode属性を'read'に設定します。
- コンシューマ バージョンには、次の指定が必要です。
- インストール先ディレクトリを指定するためには、DirectoryPath属性を使用します。
- OpenMode属性を'write'に設定します。
DataConnectorオペレータの主要な属性の一覧については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。
中間ファイル ロギングの標準的な適用例については、ジョブ例5: JMSまたはMQからのトランザクション データの継続的なロードを参照してください。
このジョブに対応するサンプル スクリプトについては、sample/userguideディレクトリの以下のスクリプトを参照してください。
PTS00011: 複数のAPPLY句および異なるアクセス モジュールからのトランザクション データの継続的ロードを使用した中間ファイル ロギング