ジョブの目的
外部ソース ファイルからデータを読み取り、そのデータをデータベース テーブルにロードする前に、INMODルーチンを使用して前処理を行ないます。 このジョブには2つのバリエーションがあります。
- Loadオペレータを使用したデータの一括ロード(FastLoadプロトコル)。
- Updateオペレータを使用した、INSERTを実行するためのデータの使用(MultiLoadプロトコル)。
データ フロー図
次の図は、ジョブ例4のジョブ要素を示します。
ジョブ例PTS00007、PTS00008 – INMODルーチンを使用した、ロード前のデータ事前処理(2つのプロトコル)
サンプル スクリプト
このジョブの2つのバリエーションに対応するサンプル スクリプトについては、sample/userguideディレクトリにある以下のスクリプトを参照してください。
- PTS00007: 空のTeradata Databaseテーブルにデータをロードする前のINMODルーチンによるデータの事前処理(FastLoadプロトコル)
- PTS00008: Teradata Databaseテーブルにデータをロードする前のINMODルーチンによるデータの事前処理(MultiLoadプロトコル)
使用理由
このジョブでは以下のオペレータを使用します。
- このジョブのプロデューサは、以下のいずれかです。
- FastLoad INMOD Adapterオペレータ。これは、このオペレータが、FastLoadプロトコル用に作成された、INMODルーチンからデータを読み取ることができる唯一のオペレータであるためです。
- MultiLoad INMOD Adapterオペレータ。これは、このオペレータが、MultiLoadプロトコル用に作成された、INMODルーチンからデータを読み取ることができる唯一のオペレータであるためです。
- このジョブのConsumerオペレータは、以下のいずれかです。
- Loadオペレータの場合は、空のデータベース テーブルに大量の行を高速に挿入する際にそのオペレータが最良のパフォーマンスを発揮するからです(FastLoadプロトコル)。
- Updateオペレータの場合は、そのオペレータが最大5個の新規または既存のデータベース テーブルでINSERT、UPDATE、DELETEの操作を実行できるからです(MultiLoadプロトコル)。