次の例は、オペレータ レベルのtwbcmdを使用して許容レートを変更する標準的な例を示しています。必須構文については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。
Sales_24_by_7という名前のTeradata PTジョブには、Streamオペレータを使用するジョブ ステップが含まれています。 Streamオペレータは継続的に実行されます。 ジョブ スクリプト内のStreamオペレータ用のDEFINE OPERATOR文には、次の属性宣言が含まれています。
INTEGER Rate = 50, VARCHAR OperatorCommandID = 'Sales_Inflow'
受信する販売トランザクションの量が増えてきているため、処理されていないトランザクションのバックログの作成を開始しているものとします。 Stream オペレータがDML文をデータベースに送信できる最大レート(1分あたり)を2倍にするには、次のコマンドを実行します。
twbcmd Sales_24_by_7 Sales_Inflow rate=100
このコマンドを正しく実行するには、StreamオペレータのDEFINE OPERATOR文でOperatorCommandID属性を宣言し、上記のように宣言自体で、または長期間実行されるジョブ ステップで参照されている場所で値を割り当てる必要があります。 これにより、Teradata PTコマンド プロセッサは、DML文の最大レートで要求された変更を送信するオペレータ プロセスを識別できます。
ステートメントのレートは、StreamオペレータのRate属性を使用して、DEFINE OPERATOR文内でも指定できます。 両方の値が存在する場合は、twbcmd rateの値がStream オペレータのRate属性の値よりも優先されます。