統計の重要度と陳腐度を評価するため、また収集のために実行依頼された統計の優先順位づけを行なうためには、分析ベースの方法を使用します。
収集処理中、最も収集を必要としている統計が、最初に実行依頼されます。これにより、割り当てられた期間内に収集ジョブが完了しない場合に、優先度の高い統計が高い確率で収集されるようになります。
分析ベースの方法を使用する場合は、収集リストが自動的に生成されることを確認してください。
ユーザー重要度を設定することによって、個別の統計を優先付けできます。
このアプローチで使われたタスクの概要を次に示します。
- 分析ジョブを実行するときよりも1週間以上前に、Teradata Databaseクエリー ロギング機能(STATSUSAGEではDBQLオプションが必要。XMLPLANはオプション)を有効にします。
- 分析ジョブを作成します。
システム上のすべての統計を分析し、DBQLの使用オプションを選択します。
- 分析ジョブを少なくとも週に1回実行するようスケジュール設定し、データの変更が取得されるようにします。
- 分析ジョブを実行したら、ジョブ レポートを分析にアクセスします。
古い統計を検索します。古い統計がすべて近い未来の再収集に向けてスケジュール設定されていることを確認します。
- 統計タブから、次を実行します。
- 古い統計列を見直し、どの統計が古いとみなされているか確認します。
- 収集ジョブの場合は、古い統計が0に近くなっていることを確認します。
値が0に近づいていない場合、収集ジョブの期間を増やすか、収集ジョブが近い未来に再び実行されるようスケジュール設定します。