例: アラート プロパティを引数として追加しプログラムを実行する - Teradata Viewpoint - Teradata Workload Management

Teradata® Viewpoint ユーザー ガイド

Product
Teradata Viewpoint
Teradata Workload Management
Release Number
17.10
Published
2022年2月
Language
日本語
Last Update
2022-07-01
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B035-2206
Product Category
Analytical Ecosystem
TeradataシステムPROD1の中程度のアラート アクションとしてechoUsage.shスクリプトを使用し、週末のみ、およびアラート ビューア ポートレットのアラートを追跡するとします。echoUsage.shは、システムのパフォーマンスを監視するプログラムを開きます。スクリプトは、コマンドラインに表示される引数を読み込み、これらの引数を実行時パラメータとして使用してプログラムを実行します。プログラム出力には、PROD1システム上の任意のデータベースで使用されている現在の固定領域が80%を超えている場合に、PROD1上の領域使用状況に関する情報が含まれています。
  1. Teradata通知サービスがLinuxサーバーで実行されていることを確認します。
    1. 次のLinuxコマンドを使用して、サービスが正常に実行されていることを確認します。
      /etc/init.d/tdnotification status
    2. 結果が"running"でない場合は、/etc/init.d/tdnotification startを使用します。
  2. スクリプトechoUsage.sh: /opt/teradata/client/cam/tdnotification/usrcmd/echoUsage.shのLinuxサーバーにコピーします。
    1. tdnotificationサービスのユーザー アカウントでスクリプトechoUsage.shを実行できることを確認します。
  3. アラート セットアップ ポートレットに、アクション セットを作成します。
    1. 設定オプションリストからアラート対象指定日時を選択します。
    2. 対象指定日時オプションリストからアラート発行対象時間帯を選択します。
    3. 表示される週末がこのアラート アクションに必要な週末の時間に対応することを確認します。
    4. 対象指定日時オプションリストからアクション セットを選択します。
    5. アクション セットの横にある""を選択します。
    6. アクション セット名echoUsageSpaceUsedPctと入力します。
    7. 時間帯チェック ボックスで、週末チェック ボックスをオンにし、アラート発行対象時間帯チェック ボックスと夜間チェック ボックスをオフにします。
    8. アクションで、アラート ビューアに含めるチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
      このオプションはデフォルトでオンになっているので、アラート ビューア ポートレットで設定されているこのアクションに対する警告を表示できます。
    9. アクション リストからプログラムの実行を選択します。
    10. 場所リストからご使用のLinuxサーバーを選択します。
    11. プログラム リストからechoUsage.shを選択します。
      スクリプトがリストに表示されない場合、/opt/teradata/client/cam/tdnotification/usrcmd/echoUsage.shに存在することを確認します。
    12. 引数ボックスに-db ${databaseName} -sp ${spaceUsedPct}と入力します。
    13. Apply(適用)をクリックします。
  4. Teradata Viewpointモニタリング用の監視対象システム ポートレットで、PROD1を構成します。
    1. システムの隣で""を選択して、Teradataシステムの追加を選択します。
    2. システムのニックネームに、PROD1と入力します。
    3. システムを有効化チェック ボックスをオンにして、モニタリング用のPROD1システムをアクティブ化します。
    4. TDPIDボックスに、PROD1システムのTDPIDを入力します。
    5. ログイン名とパスワードを入力します。
    6. Apply(適用)をクリックします。
  5. 監視対象システム ポートレットで、データ コレクタを構成します。
    1. システムリストからPROD1を選択します。
    2. セットアップリストからData Collectors(データ コレクタ)を選択します。
    3. データ コレクタリストからデータベース領域を選択します。
    4. データベース領域コレクタの有効化チェックボックスをオンにし、デフォルトの設定をそのまま使用します。
    5. Apply(適用)をクリックします。
  6. 監視対象システム ポートレットで、アラート ルールを定義します。
    1. システムリストからPROD1を選択します。
    2. セットアップリストからアラートを選択します。
    3. アラート タイプリストからデータベース領域を選択します。
    4. アラートの横にある""を選択します。
    5. アラート名echoPermSpaceLowと入力します。
    6. アラートを有効チェック ボックスを選択します。
    7. 重大度リストからを選択します。
    8. アラート ルール リストから現在のPERMを選択します。
    9. 「大なり」記号(>)の右のボックスに80と入力します。
    10. ""を選択し、次に示す選択されたデータベースを除くすべてのデータベースオプションを選択して、すべてのデータベースを含めます。
    11. アクション リストからechoUsageSpaceUsedPctを選択します。
    12. 次の間は二重に実行しない:分ボックスの値は変わらないままにします。
    13. Apply(適用)をクリックします。
  7. アラート ビューア ポートレットで、起動されたアクションを確認します。
    1. (オプション)をクリックしてポートレットのアラートを標準の重大度でフィルタリングします。
    2. (オプション)システム名フィルタ ボックスにPROD1と入力し、PROD1システムのアラートを表示します。
    アラート ビューア ポートレットが表示するアラートまたはアラートの詳細情報には、プログラムまたはバッチ ファイルの出力は含まれません。