例: 特定のユーザーが同時に実行できるクエリーの数の制限 - Teradata Viewpoint - Teradata Workload Management

Teradata® Viewpoint ユーザー ガイド

Product
Teradata Viewpoint
Teradata Workload Management
Release Number
17.10
Published
2022年2月
Language
日本語
Last Update
2022-07-01
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B035-2206
Product Category
Analytical Ecosystem
単一のユーザーのクエリーを一度に1つしか処理されないように制限することにより、システムが過負荷になることを防止し、システムのスループットを向上するとします。例えば、John Smithが夜に業務を終える前に25のクエリーを実行依頼し、その結果は彼が業務に戻るまで必要としない場合には、ジョンに指定されている制限を超えるクエリーを遅延キューに配置できます。1つのクエリーが完了すると、キューの次のクエリーの実行が始まります。
  1. 編集するルールセットを選択します。
    1. ワークロード管理ポートレットとワークロード管理ビューを開きます。
    2. 対象システム リストからPROD1を選択します。
    3. ローカルの作業中セクションで、ルールセット名FILTERS/THROTTLESをクリックします。
  2. 新しいシステム スロットルを作成します。
    1. ルールセット ツールバーから、スロットルをクリックします。
    2. システム スロットルの横にあるをクリックします。
    3. スロットルの名前を入力します。この場合は、John Smith Concurrent Queriesです。
    4. ルール タイプ集合オプションを選択します。
    5. Save(保存)をクリックします。
  3. 分類基準を追加して、ジョン スミスへのルールを制限します。
    1. 分類タブをクリックします。
    2. 分類基準の追加リストからリクエスト元を選択します。
    3. Add(追加)をクリックします。
      リクエスト元基準の編集ダイアログボックスが表示されます。
    4. ソース タイプ リストからUsername(ユーザー名)を選択します。
    5. ユーザー名で、データベース セッションのユーザーID(johnsmith)を入力します。
    6. 含めるをクリックします。
    7. OKをクリックします。
    8. Save(保存)をクリックします。
  4. スロットルの制限を追加し、同時に1つのみのクエリーの実行を許可します。
    1. 状態の詳細設定タブをクリックします。
    2. スロットル ビューの下部にあるデフォルトの設定で、ボックスに「1」と入力し、同時並行性の上限を設定します。
    3. 遅延を選択し、制限を超えるクエリーを遅延キューに配置します。
    4. Save(保存)をクリックします。
  5. ルールセットをアクティブ化します。
    1. ワークロード管理ビューに戻ります。
    2. FILTERS/THROTTLES ルールセットで、をクリックし、アクティブ状態を選択します。
  6. (オプション)遅延キュー内のクエリーを確認します。
    1. ワークロード モニター ポートレットを開きます。
    2. ポートレット フレームの""をクリックして、設定を選択します。
    3. Systems(システム) タブをクリックします。
    4. Systems(システム) リストからPROD1を選択します。
    5. OKをクリックします。
    6. ツールバーの遅延したリクエストをクリックし、スロットルによって遅延したリクエストの測定基準を表示します。
    7. セッションIDをクリックして、さらに詳細を表示します。