Teradata Database 15.10以降で利用可能なセキュア ゾーンにより、個別および排他的なデータベース階層、いわゆるゾーンを単一のTeradataシステム内で1つ以上作成できます。必要なデータベース権限を持つデータベース ユーザーは、セキュア ゾーンをViewpoint外部のTeradataシステム上で作成して管理できます。詳細については、<Teradata® Database Security Administration>を参照してください。
Viewpointでは、セキュア ゾーンからの監視データへのユーザー アクセスは、Viewpointロールを使用して構成されます。Teradata Viewpoint管理者は、セキュア ゾーンへのアクセス権をロールに付与でき、そのロールのユーザーは当該のセキュア ゾーンからのデータを利用できるようになります。ロールには、1つ以上のシステムで複数のゾーンからデータを表示するためのアクセス権を付与できます。
セキュア ゾーンからの監視データは、次のポートレットで制限されます。
- アプリケーションのクエリー
- ロック ビューア
- クエリー グループ
- クエリー ログ
- クエリー モニター
- クエリー スポットライト
- 領域使用状況
ViewpointダッシュボードおよびViewpointモバイルの場合、クエリー ビューはクエリー モニター ポートレットに対して設定されているセキュア ゾーンを継承します。
システムがセキュア ゾーンをサポートしない場合、またはシステムがセキュア ゾーンをサポートしながらゾーン設定が構成されていない場合、N/Aが表示されます。
ゾーンがあり、ロールに特定ゾーンへのアクセス権が付与されており、ディクショナリ コレクタが有効になっている場合、セキュア ゾーン ボタンにx/yが表示され、可能な合計数を超えて有効になっているゾーンの数を表わします。