SLES 11仮想パーティション(TASM) - Teradata Viewpoint - Teradata Workload Management

Teradata® Viewpoint ユーザー ガイド

Product
Teradata Viewpoint
Teradata Workload Management
Release Number
17.10
Published
2022年2月
Language
日本語
Last Update
2022-07-01
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B035-2206
Product Category
Analytical Ecosystem

SLES 11では、Priority Schedulerで仮想パーティションを使用してリソースを管理します。Integrated Workload Management(IWM)システムには仮想パーティションのオプションがありません。仮想パーティションは、システムを分割し、リソース割り当てとワークロードの配分に関する最高レベルの制御を行なうために使用します。仮想パーティションを作成すると、このパーティションにワークロードを割り当てることができます。ワークロードは、同時に1つのパーティションのみに割り当て可能です。最大10個の仮想パーティションを使用できます。

ワークロード ビュー上の次のタブは近い関連性があり、さまざまな観点からルールセットのパーティション情報を表示します。
仮想パーティション
システム上のパーティション、および各パーティションに割り当てられているワークロードのリストです。パーティションの追加や削除、および他のパーティションへのワークロードの再割り当てが可能です。
パーティション リソース
計画済みの各環境の各仮想パーティションに対するリソース割り当てのリストです。CPUおよびI/O固定制限を指定できます。
ワークロード配分
計画済の各環境の各仮想パーティションにおける、ワークロードへのリソース配分の表示です。SLG層では、システム ハード リミットを指定できます。また、層1に対しては、SLG上限値を有効化できます。

ワークロードを別のパーティションに割り当てても、ワークロード管理メソッドは変更されません。SLG層ワークロードを別のパーティションに割り当てても、両方のパーティションの層が同じであれば、ワークロード層の割り当ては変更されません。ターゲットのパーティションの層とソースのパーティションの層が同じでない場合、ワークロードはターゲットのパーティションのSLG層の最下層に割り当てられます。例えば、ワークロードを仮想パーティションAのSLG層3から仮想パーティションBに移動すると、ワークロードは仮想パーティションBの層3に割り当てられます。仮想パーティションBに層3がない場合は、ワークロードは仮想パーティションBのSLG層の最下層に割り当てられます。

各ワークロードの右側のアイコンは、ワークロードの層タイプを表わします。
アイコン 層タイプ
戦術的
SLG層
タイムシェア