この例では、アラートに使用されるEメール メッセージの本文をカスタマイズする方法について説明します。特定のイベントが発生する場合、Teradataシステムの測定基準にしきい値を定義できます。その場合、イベントがアラートをトリガーするように指定できます。アラート サービスは、有効なデータ コレクタによって、モニターされたシステムの複数のプロパティの情報にアクセスします。Eメール メッセージなどのテキストを送信するようにアラートを構成する場合は、メッセージに表示する利用可能なプロパティを選択できます。
次にプロセスの概要を示します。
- Eメール配信設定をアラート セットアップ ポートレットに構成します。
- アクション セットをアラート セットアップ ポートレットに作成します。
- Teradataシステムを監視対象システム ポートレットに構成します。
- 構成されたTeradataシステムを監視対象システム ポートレットでモニターするようにデータ コレクタを構成します。
- アラート ルールを監視対象システム ポートレットに定義します。
- Eメールの受信トレイに到着するアラート メッセージを確認します。
アラート プロパティの構文
次のガイドラインがアラート プロパティに適用されます。
- ${alert_property}のように、アラート プロパティを中かっこ ({}) で囲み、式の先頭にドル記号 ($) を付けます。
例えば、${databaseName}を入力してアラートをトリガーするデータベースの名前を返します。
- アラート プロパティでは、大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を正しく入力します。
- アラート プロパティのスペルが間違っている場合、大文字と小文字が正しくない場合、またはプロパティのリストに存在しない場合、アラート サービスは文字列をそのまま表示します。
例えば、アラート プロパティを追加するときに${databaseName}ではなく${databaseNME}を使用すると、アラート サービスはアラートをトリガーするデータベースの名前を表示せずに${databaseNME}を返します。