データ コレクタは、各種ソースから情報を収集し、そのデータをTeradata Viewpointポートレットで使用できるようにします。
データベース データ コレクタ
データベース データ コレクタ | 説明 | データを使用するポートレット |
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アカウント情報 | データベースのDBC.AccountInfoテーブルにクエリーを実行し、使用可能なアカウント文字列のリストを収集します。 クエリー ポートレットは、このデータを使用してChange Priority関数で使用可能なアカウント文字列をリストします。 ワークロード管理ポートレットでは、分類基準を作成する際にこのデータを使用して使用可能なアカウント文字列のリストが表示されます。 |
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アラート リクエスト |
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AWT情報 | AMPロード(ampload)ユーティリティを使用して、AMPワーカー タスク(AWT)関連情報を収集します。コレクタはAMPロード(ampload)の代わりにPM/APIのMONITOR AWT RESOURCEリクエストを実行します。このコレクタが有効になっていない場合、ポートレットはAWT情報を表示しません。 AWT情報に依存するアラートには、AWT Infoコレクタも必要です。 |
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データベース領域 | DBC.DataBaseSpaceテーブルとDBC.DBaseテーブルにクエリーを実行して、データベース領域の使用率測定基準を収集します。 領域使用状況および測定基準ヒートマップの各ポートレットはデータベース スペースのコレクタによって収集されたデータを使用します。このコレクタが有効でない場合、これらのポートレットにデータベース領域の現在のデータは表示されません。 |
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ディクショナリ | Teradata Data Dictionaryから情報を収集してキャッシュに格納します。 このコレクタが有効でない場合、クエリー グループのセットアップおよびワークロード管理の各ポートレットに最新のユーザー名は表示されません。 データベース領域アラートを生成するには、ディクショナリ コレクタが必要です。 |
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ディスク領域 | DBCデータベースのDBC.DiskSpaceビューにクエリーを実行することにより、ディスク領域とデータベース領域の使用率データを取得します。 このコレクタを有効にしなければ、これらのポートレットに最新のディスク領域データが表示されません。 |
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DBC.TransientJournalテーブルの固定領域データおよびスキュー割合を収集します。 |
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エラスティック制限 | Schmonユーティリティまたはワークロード管理ポートレットで設定されている現在のシステムCPUの制限を収集します。 このコレクタは、Elastic Performance On Demandを使用するTeradataシステムに対してのみ有効にしてください。 |
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エラスティック使用 | DBC.ResUsageSPMAテーブルから全ノードのCPU使用率を収集します。 このコレクタは、Elastic Performance On Demandを使用するTeradataシステムに対してのみ有効にしてください。 |
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ロック情報 | DBC.DBQLXMLLockTblテーブルに書き込まれるデータを使用して、ロック情報を取得します。TeradataDatabase14.10以降でロック情報コレクタを実行する場合は、WITH LOCKオプションを使用してDBQLクエリーロギングを有効にする必要があります。 ロック ビューア ポートレットは、コレクタが有効になっている期間の更新されたロック データのみを表示します。 詳細については、ロック情報コレクタを参照してください。 |
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クエリー数 | データベースのクエリー数とクエリー ログ データは、DBC.DBQLogTblテーブルとDBC.DBQLSummaryTblテーブルにクエリーを実行して収集します。クエリーをカウントするには、データベースでクエリー ロギングを有効にしておく必要があります。 詳細については、クエリー数コレクタを参照してください。 |
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クエリー ログ | PDCRDATA.DBQLogTbl_HstテーブルからDBQLデータを収集します。 最大1000万行のDBQLデータが毎日収集されます。DBQL行の数が1000万を超える場合、監視対象システムポートレットでデータベース ビューの名前を指定して、クエリーログ データのサブセットをロードして、最も重要なデータのみが収集されるようにすることができます。 |
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リソース使用率 | DBC.ResUsageSPMAテーブルとDBC.ResUsageIPMAテーブルからノード リソース使用率データを収集します。リソース使用率は、DBC.ResUsageSVPRテーブルからvproc使用率データを収集します。 推奨される収集間隔は、情報がデータベースのこれらのテーブルに記録される間隔です。このレートを監視対象システム ポートレットで設定するには、セットアップ リストからモニター間隔を選択します。 |
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セッション | Teradata Performance Monitor APIを使用して、Teradata Monitorパーティションから各ログインのデータベース セッション データのスナップショットを収集します。 詳細については、セッション コレクタを参照してください。 |
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統計マネージャ | DBC.Dbase、DBC.TVM、DBC.Indexes、DBC.StatsTbl、TDStats.StatsTbl、TDStats.ObjectList、およびTDStats.ExcludedTblテーブルから、Teradataシステム テーブルによって使用される統計データを収集して保持します。 |
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システム構成 | ポートレットとコレクタが使用するTeradataシステムの構成データを収集して保持します。コレクタは、DBC.DBCInfoからデータベースのバージョンを取得します。この情報は、いくつかのポートレットおよびその他のデータ コレクタが正しく動作するために重要です。 物理的なシステムの構成データを収集するために、コレクタはPM/APIのMONITOR PHYSICAL CONFIGリクエストを使用し、Vproc Managerコンソール パーティション ユーティリティのSTATUS PDEも実行します。 このコレクタは無効にできません。このコレクタのサンプル レートと初期維持ポリシーは変更できません。 このコレクタはVproc Managerコンソールのパーティション ユーティリティを呼び出しません。 |
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システム統計 | PM/APIを使用してTeradata Monitorパーティションにクエリーを実行することによって、システム、ノード、およびvprocの統計データを収集します。Teradataシステムのメモリから物理リソースと仮想リソースの統計情報が、構成可能なサンプル レートで収集されます。 データベースのリソース サンプリング間隔より頻繁にシステム統計データを収集すると、データ収集の重複とリソースの浪費につながります。このレートを監視対象システム ポートレットで設定するには、セットアップ リストからモニター間隔を選択します。 このコレクタを有効にしなければ、これらのポートレットにシステム統計データが表示されません。 ワークロード管理ポートレットは、このコレクタのノード数とvproc数を使用して、ルール セットの作成を支援します。 システム、ノード、vproc、およびシステム ヘルスのアラート処理には、システム統計コレクタが必要です。 |
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テーブル領域 | Teradataシステムのテーブルが使用する領域に関するデータをDBC.Dbase、DBC.TVM、DBC.Indexes、およびDBC.DataBaseSpaceの各テーブルから収集して保持します。 領域使用状況ポートレットと測定基準ヒートマップ ポートレットは、テーブル領域コレクタが収集するデータを使用します。このコレクタが有効になっていない場合、これらのポートレットは最新のテーブル領域データを表示しません。 |
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TASM構成 | TeradataのTDWMデータベースからTDWMバージョンおよびデータベースのアクティブなルールセットに関する構成情報を取得します。 新しいTeradataシステムのワークロード管理を使用するには、TASM構成コレクタを有効にする必要があります。コレクタが有効になっていない場合、TDWMのバージョン情報は収集されず、ワークロード管理の使用可能なTeradataシステムのリストにTeradataシステムは表示されません。 |
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TASM配分 | Teradataシステムの各ノードで、ワークロード単位のCPU平均消費量に関する情報を収集します。TASM配分データ コレクタは、Teradata Consoleパーティションでschmon -M -p -Pを実行し、配分ビューのCPU消費量の円グラフで使用する情報を収集します。コレクタはschmonの代わりにPM/APIのMONITOR WDリクエストを実行します。 |
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TASM例外 | DBC.TDWMExceptionLogテーブルからTASM例外データを取得します。 |
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TASMの状態 | システム規制データを収集して保持します。 これらのポートレットに表示されるアクティブなワークロード名をセッション情報に関連付けるには、TASM構成コレクタとTASM状態コレクタの両方を有効にする必要があります。 |
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TASMサマリー | データベースの各アクティブ ワークロードのデータを取得します。このコレクタは、PM/APIを使用してクエリーをTeradata Monitorパーティションに送信します。 |
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仮想ストレージ | Teradata Virtual Allocation Manager(TVAM)ユーティリティが管理する領域タイプからシリンダ温度とストレージ グレードに関するデータを収集します。このコレクタは、データベースのDIPスクリプトによって作成されるGetTvsUdfViewpointSummaryのユーザー定義関数を使用して、このデータを収集します。 |
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Teradata Asterデータ コレクタ
Teradata Asterデータコレクタ | 説明 | データを使用するポートレット |
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クラスタの状態 | 各ノードのクラスタの状態およびノードの状態の情報を収集します。 |
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コンポーネントの状態 | Teradata Asterシステムの各ノードの統計情報を収集します(CPU、ディスクI/O、ネットI/O、メモリ使用量など)。 |
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ノード | ノード ストレージとノード仮想ワーカーの情報を含む各ノードの詳細情報を収集します。 |
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プロセス | システムにログインしたセッションおよびプロセスに関するデータを収集します。アクティブなプロセスについては、プロセスのステートメントとフェーズに関する詳細情報も収集されます。 |
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ルールセット | Teradata Asterシステムのアクティブなルールセットの情報を収集します。 |
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領域使用状況 | データベース、テーブル、ノード ストレージの情報を収集します。 |
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システム構成 | サイトIDとAster Databaseのバージョンを収集します。 |
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ワークロード | ワークロード ポリシーとワークロード サービスのクラス データを収集します。 |
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Teradata Machine Learning Engineコレクタ
Teradata Machine Learning Engineコレクタ | 説明 | データを使用するポートレット |
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クラスタの状態 | クラスタの状態とTeradata Machine Learning EngineのQueenおよびWorkerに関する情報を収集します。 |
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コンポーネントの状態 | Teradata Machine Learning EngineのQueenおよびWorkerの統計情報を収集します(CPU、ディスクI/O、ネットI/O、メモリ使用量など)。 |
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ポッド | ストレージや仮想ワーカー情報などの詳細情報を収集します。 |
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プロセス | システムにログインしたセッションおよびプロセスに関するデータを収集します。アクティブなプロセスについては、プロセスのステートメントとフェーズに関する詳細情報も収集されます。 |
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システム構成 | サイトIDとシステムのバージョンを収集します。 |
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Teradata Hadoopデータ コレクタ
Teradata Hadoopデータ コレクタ | 説明 | データを使用するポートレット |
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HBase | 実行中で構成済みのリージョン サーバーの数、およびマスター サーバーが実行されている時間を収集します。 |
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HDFS | HDFS上のファイルおよびディレクトリの数、HDFSが現在使用していない空き容量、データノード プロセスの情報、およびネーム ノードが実行している時間を収集します。 |
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MapReduce | (HDP 1.3) MAPジョブとREDUCEジョブの統計、ジョブトラッカー情報、占有および予約されたMAPスロットの数、占有および予約されたREDUCEスロットの数、および実行中で構成済みのタスクトラッカーの数を収集します。 |
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サービス | Hadoopサービスの情報を収集します。 |
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システム構成 | Teradata Hadoopシステムを形成するノードのリストとサイトIDをシステムから収集します。 このデータは、ポートレットおよびその他のコレクタによって使用されるので、このコレクタを無効にしたり、変更することはできません。 |
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システム統計 | Hadoopサービスからシステム統計データを収集します。 |
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YARN | (CDHおよびHDP 2.1以降) YARN統計、リソース マネージャ情報、割り当ておよび予約されたクラスタ メモリの量、割り当ておよび予約されたコンテナの数、実行中および保留中のアプリケーションの数を収集します。 |
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Teradata QueryGridデータ コレクタ
Teradata QueryGridデータ コレクタ | 説明 | データを使用するポートレット |
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問題 | (Teradata QueryGrid™ 16.10以降) Teradata QueryGrid™の問題を収集します。 |
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クエリー | Teradata QueryGridシステムでのクエリー実行に関する情報を収集します。 |
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システム構成 | (Teradata QueryGrid™ 16.10以降) Teradata QueryGrid™インスタンスの最新のスナップショットを収集して維持します。 このデータは、ポートレットおよびその他のコレクタによって使用されるので、このコレクタを無効にしたり、変更することはできません。 |
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