実行依頼ベースの方法では、オプティマイザを活用して、統計を収集する必要があるか判断します。最近収集された、または大きな変更がない統計が繰り返し収集されないように、収集のしきい値を有効にできます。
このアプローチで使われたタスクの概要を次に示します。
- 収集設定を編集 ダイアログ ボックスから収集時期のしきい値およびデータ変更のしきい値を変更して、最近収集されたか、大きな変更がない統計の収集をスキップします。
- 収集ジョブを頻繁に実行します。
ジョブが実行されると、オプティマイザはしきい値の設定に基づき、どの統計を収集するかを決定します。
収集された統計とスキップされた統計のリストについて、収集ジョブ レポートで確認します。
- すべての自動化された統計が収集用に実行依頼されていることを検証します。データベース別統計ビューで、データベースの実行依頼の最大存続期間の測定基準、またはオブジェクト別統計の実行依頼の存続期間の測定基準を調べます。値が想定していた頻度よりも大きい場合は、次のチェックを行ないます。
- 統計は収集ジョブに関連付けられている
- 収集ジョブは、想定した頻度で実行するようスケジュールされている
- 収集ジョブの終了状態は完了または部分的に完了のいずれかである
ジョブが部分的に完了の状態で、再開するようスケジュールされていない場合は、ジョブの期間は短すぎる可能性があります。