TVS モニター ポートレットを使用すると、Teradata Virtual Storage (TVS)で割り当てられたシリンダのデータ温度とストレージ グレードに関する統計情報を表示できます。統計は、データ温度とストレージ グレード間の現在の関係、およびデータ温度に基づいたストレージ グレードの管理における履歴トレンドを反映します。このポートレットはデフォルトでは無効になっており、ポートレット ライブラリを使用して有効にする必要があります。
温度およびグレードの測定基準は、データのストレージ要件の評価に役立ち、ディスク パフォーマンスとデータ アクセス要求の間のバランスを適切に調整できます。低速グレード ストレージに割り当てられたホット データの割合が増加していることを、統計情報が示しているとします。高速ストレージが現在一杯になっている場合、Teradataシステム管理者は、より高速なストレージへのアップグレードを検討すべきです。高速ストレージが一杯ではない場合、Teradataシステム管理者は時間と共にホット データが徐々に移動することを確実にするために、データ移行および測定基準収集が有効になっていることを確認する必要があります。