ルールセット ツールバーの一般ビューには、ルールセットの一般属性が表示されます。一般ビューの以下のタブでは、ルールセットの作成、編集、複製、または表示時の設定を変更することができます。
- 一般
- ルールセットの名前と説明。
- バイパス
- クエリーでシステム フィルタやスロットルのバイパスを許可されているユーザー、アカウント、およびプロファイル。
オプション 説明 ソース タイプ クエリー ソースのタイプ。選択可能なソース タイプごとに1つ以上の項目を選択できます。DBCユーザー名およびTDWMユーザー名は、削除できません。 フィルタ ソース リストでの選択を制限します。 アイテム 選択されたタイプのすべての選択可能なクエリー ソースの名前をリストします。 バイパス 選択されたソース (ソース タイプ別に一覧表示)。リストされた各クエリー ソースからのクエリーは、このルールセットのシステム フィルタとスロットルをバイパスします。 - 制限/予約(TASM、詳細層ライセンス(Teradata IntelliFlexの場合)、詳細層ライセンス(EDWの場合)
- SLES 11では、計画済の環境ごとにシステムが使用できるリソースを制限できます。制限は、CPUまたはI/Oのパーセンテージとして定義します。計画済の環境ごとに、システムで使用されるAWTを予約することもできます。
オプション 説明 CPU制限 システムが使用できるCPUのパーセンテージ。 I/O制限 システムが使用できるI/Oのパーセンテージ。 予約されたAWT 戦術的なワークロードで予約できるAWTの最大数。 新規作業の最高AWT 新しい戦術的な作業のAWTの最大数。 契約を締結しているWorkload Management Capacity on Demand(WM COD)を使用している場合は、特別なハードウェアCODパッケージを使用してTeradataカスタマー サービスがワークロード管理ポートレット外で特別な実施形態を構成している可能性があります。詳細層ライセンスの場合、CODフラグをTeradata Databaseでyesに設定する必要があります。これらの特別強制COD設定は、12.5%単位の固定割合でのみ設定することができます。設定されると、これらのハードウェア強制の制限は、制限/予約タブの括弧内に表示されます。管理者がWM COD CPUおよびワークロード管理のI/O制限を選択した値は、ハードウェアのCOD設定値以下でなければなりません。ワークロード管理では、CSによって設定された強制COD設定よりも高いWM COD設定は許可されません。既存のルールセットのWM COD制限がこれらの強制COD制限より高く設定されている場合、ルールセットは有効にできますが、ハードウェアCOD制限が低いとViewpoint内の指定WM COD値が上書きされます。 - 予約(IWM)
- 計画済の環境ごとにシステムで使用されるAWTを予約できます。
オプション 説明 予約されたAWT 戦術的なワークロードで予約できるAWTの最大数。 新規作業の最高AWT 新しい戦術的な作業のAWTの最大数。 - その他
- 間隔、ブロッカー、有効化、およびタイムシェアの低下、スロットルの遅延防止、スロットルの遅延キューの順序、ジョブとリソース制限の引き上げ、利用可能なAWT定義の設定を変更できます。
- 間隔
- 収集間隔とレポート間隔。
オプション 説明 イベント間隔 イベントしきい値をチェックする頻度。 システム イベントまたはワークロード イベントで 単一または平均の制限時間が設定されている場合、それらのイベントすべての最小制限時間以内である必要があります。ダッシュボード間隔 ワークロード統計を収集する頻度。 ロギング間隔 ワークロードおよび例外ログを記録する頻度。 例外間隔 例外しきい値をチェックする頻度。 Flexスロットルのアクション間隔 (SLES 11 EDWシステムではTeradata Database 16.0以降)システム リソースの可用性をチェックする頻度。イベント間隔の倍数である必要があります。 - ブロッカー
- スロットルにより制限を受けたブロッカーへの応答設定 。ロギング先は、DBC.TDWMEventLogになります。 ブロッカー情報のロギングは、ログを選択した場合のみ行なわれます。アボートまたはリリースを選択した場合は、そのアクションが実行された後に該当アクション情報がログされます 。
オプション 説明 ブロック周期 指定されたブロック アクションを実行するより前にクエリーをブロックしているセッションの有無を確認する間隔回数。 ブロック アクション クエリー ブロックに対して実行するアクション。 - 有効化
- ルールセットを有効化するときに選択可能なオプション。オプションを選択すると、機能が選択可能になります。イベント及び状態機能は、デフォルトで使用でき、無効にできません。
オプション 説明 フィルタ及びユーティリティ セッション フィルタは、ユーザー クエリーを拒否します。ユーティリティ セッションは、特定のユーティリティが使用できるセッションの数を制限します。 システム スロットル及びセッション制御 システム スロットルは、システム レベルでクエリーを遅延または拒否します。"セッション制御"で、セッション パラメータを作成できます。 ワークロード ワークロードは、特性を共有するクエリーをグループ化し、そのグループにワークロード管理コントロールのセットを適用できます。SLES 11ではワークロードは常に利用可能です。 イベント及び状態 イベントは、システムからの応答を起動するものです。状態は、ヘルス状態と計画済の環境との積集合です。 - タイムシェアの低下
- SLES 11では、タイムシェア ワークロード内の時間のかかるクエリーのリソースへのアクセス速度を時間の経過と共に自動的に低下させる、タイムシェアの低下を有効にできます。
- トランザクション中のスロットル遅延を防止
- Teradata Database 15.0以降でこのオプションを選択すると、データベース オブジェクトにアクセス ロックより上位のロックがある場合、トランザクション内で後続クエリーの実行が許可され、ワークロード スロットルによってリクエストの遅延を防止することができます。
- スロットル遅延キューの順序
- Teradata 15.10 SLES 11で、クエリーがスロットル遅延キューからリリースされる順序を選択できます。
オプション 説明 遅延時間別 クエリーの遅延時間が長いほど、クエリーの実行が早まります。 ワークロードの優先順位別 クエリーのワークロードの優先順位が高いほど、クエリーの実行が早まります。 - ユーティリティ制限
- Teradata Database 15.10以降では、MLOADXジョブ制限とAWTリソース制限の両方の引き上げに対応します。チェック ボックスをオンにすると、MLOADXジョブ制限が30から120に、AWTリソース制限が60から70に引き上げられます。
- 使用可能なAWTの定義方法
- Teradata Database 16.0以降を使用する場合は、利用可能なAWT数の判断に使用する定義を指定できます。
オプション 説明 WorkNew(Work00)ワーク タイプに使用可能なAWT WorkNew(Work00)作業タイプで使用可能なAWT数。WorkNew(Work00)作業タイプは、デフォルトで50 AWTに制限されます。WorkNewメッセージをサポートするAWT数が既にWorkNewメッセージ タイプのサービス提供で使用中の場合、利用可能と見なされない未予約プール内にAWTがまだある場合があります。 ワーク タイプでの使用向けに予約されていないプールで使用可能なAWT どの作業タイプでも使用される未予約プール内の利用可能なAWT数。これは未予約プール内にある利用可能なAWTの数で、WorkNew作業タイプに限らず、すべての作業タイプで使用できます。