行数の確認 - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.20
Published
2022年9月
Language
日本語
Last Update
2022-10-12
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ja-JP/tsn1650877444606.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/mpm1591127278842.ditaval
dita:id
B035-4101
Product Category
Analytical Ecosystem

TeradataからTeradataにテーブルを移動する場合、テーブルの行数を確認することができます。

値は大文字と小文字が区別されません。
  1. テーブルの行数を確認するには、テーブル オブジェクトにvalidate_row_countを追加します。
    <table selection="included">
    	<name>MyTestTable_1</name>
    	<validate_row_count>all</validate_row_count>
    </table>
    次の表は、validate_row_countの有効な値を示します。
    説明

    ALL

    行数の確認はテーブル全体に対して実行されます。

    このオプションは部分テーブル コピーに使用することができます。例えば、ソース テーブルとターゲット テーブルが同期されていることを検証する場合、部分テーブルがコピーされた後に完全テーブルの行数を確認します。

    NONE

    行数の確認は実行されません。

    これがデフォルトです。

    PARTIAL

    行数の確認は、コピーされたデータのサブセットに対して実行されます。このオプションは部分テーブル コピーにのみ使用することができます。完全テーブル コピーで使用した場合、エラーが発生します。

    部分的な行数の確認では、ソース システムとターゲット システムの両方にWHERE句があります。ほとんどの場合、Data Moverは行数の確認クエリーの実行時に、WHERE句内のテーブル名を置き換えません。ただし、例外が1つあります。WHERE句に完全修飾ソース テーブル名が含まれている場合にそのテーブルの再配置または名前の変更が実行されると、完全修飾ソース テーブル名は完全修飾ターゲット テーブル名に置換されます。

    予期される動作の例を以下に示します。
    ソース オブジェクト WHERE句 ターゲットのWHERE句
    完全修飾ソース オブジェクト
    WHERE col1 in select c1 from sourcedb.sourcetable;
    WHERE col1 in select c1 from targetdb.targettable;
    WHERE col1 in select c1 from "sourcedb"."sourcetable";
    WHERE col1 in select c1 from "targetdb"."targettable";
    非完全修飾ソース オブジェクト
    WHERE col1 in select c1 from sourcetable;
    WHERE col1 in select c1 from sourcetable;
    完全修飾の非ソース オブジェクト
    WHERE col1 in select c1 from sourcedb.tableA;
    WHERE col1 in select c1 from sourcedb.tableA;
  2. statusコマンドを、output_levelを3以上にして入力し、行数の確認結果を表示します。これにより、テーブル名、ソースとターゲット システムの行数、行数が同期されているかどうか、および確認の種類がPARTIALまたはALLのどちらであったかが表示されます。