目的
statusコマンドは、指定したジョブのステータスを表示します。複数のジョブのステータスを確認するには、各ジョブに対してコマンドを発行します。
ステータスの更新の頻度も指定できます。 frequencyパラメータを指定しないと、ステータスは一度だけ表示されて、更新されません。
パラメータ
パラメータの順序を参照してください。
- broker.port
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカー ポートを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- broker.url
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカーURLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- frequency
- (オプション) ステータスを更新する頻度 (秒単位)。
- job_name
- モニターするジョブの名前。
- output_level
- (オプション) ジョブ ステータスの出力レベル。 次のテーブルのいずれかの出力レベルを指定します。
出力レベル 説明 1 全体的なジョブ ステータスを表示します。これがデフォルトです。 2 各ジョブ ステップのステータスを表示します。 3 各ジョブ タスクのステータスを表示します。 4 詳細なログ情報を表示します。 - security_password
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
- security_password_encrypted
- (オプション) スーパーユーザーの暗号化されたパスワード。
- security_username
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
使用上の注意
ステータスの更新を停止するには、システムのINTR文字(UNIX)を押すか、Ctrl+C (Windows)を押します。
次の例は、statusコマンドの出力を示しています。
Job Name: floyd_to_checks-Sun_May_24_13:42:13_PDT_2009 Job Execution Name: floyd_to_checks-Sun_May_24_13:42:13_PDT_2009_Execution_Sun_May_24_13:48:40_PDT_2009_1 TYPE ID STATUS CURRENT STEP START TIME DURATION TIME ------------------------------------------------------------ Job: 3 COMPLETED_SUCCESSFULLY - 5/24/09 1:49 PM 0:0:55 TYPE ID STATUS STEP TYPE START TIME DURATION TIME ------------------------------------------------------------ Step: 1 COMPLETED_SUCCESSFULLY MOVE_DEFINITION_BEFORE_LOAD 5/24/09 1:49 PM 0:0:7 Step: 2 COMPLETED_SUCCESSFULLY MOVE_TABLE_DATA 5/24/09 1:49 PM 0:0:28 Step: 3 COMPLETED_SUCCESSFULLY RESOLVE_TABLE_AFTER_LOAD 5/24/09 1:49 PM 0:0:6
XMLファイルの例
statusコマンドの場合は、datamove status -f parameters.xmlと入力します。
次の例では、パラメータ ファイルは、ジョブ12315DFHJKSの各ジョブ ステップのステータスを返し、ステータスを5秒ごとに更新します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <dmStatus xmlns="http://schemas.teradata.com/dataMover/v2009" xmlns:xsi= "http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation= "http://schemas.teradata.com/unity/datamover.xsd"> <job_name>12315DFHJKS</job_name> <frequency>5</frequency> <output_level>2</output_level> </dmStatus>