16.20 - move (Teradata Database) - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover ユーザー ガイド

Product
Teradata Data Mover
Release Number
16.20
Published
2021年11月
Content Type
ユーザー ガイド
Publication ID
B035-4101-107K-JPN
Language
日本語 (日本)

目的

moveコマンドは、指定したデータベース オブジェクトをあるデータベースから別のデータベースにコピーするジョブを作成した後、このジョブを直ちに開始します。コマンド ラインでテーブルを指定することで、XMLオブジェクト リストを使用せずに、ジョブを即座に作成して開始できます。
Teradata ARCまたはTeradata DSAを使用するジョブでは、テーブルのコピー先であるターゲット システムのデータベース ユーザーに、RESTORE権限が必要であり、ジョブの実行中にログオンしていてはなりません。それ以外の場合、ジョブは失敗します。

パラメータ

パラメータの順序を参照してください。

additional_arc_parameters
(オプション)各ARCタスクを実行するときに追加する他のARCパラメータを指定します。2048文字の制限があります。
例: VBMASK=15
broker.port
(オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカー ポートを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
例: 61616
broker.url
(オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカーURLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
例: dm-server1
data_streams
(オプション)ソース データベースとターゲット データベース間で使用するデータ ストリームの数を指定します。Teradata ARC、Teradata DSA、およびTPT API(Teradata間)を使用するジョブに適用されます。他のすべてのプロトコルでは、単一のデータ ストリームを使用します。
例: 4
デフォルト値は、Data Moverによって動的に計算されます。
db_client_encryption
(オプション)データ転送中にジョブを暗号化する必要がある場合は、trueに設定します。
force_utility
(オプション) Data Moverデーモンはすべてのコピー操作で特定のユーティリティを使用します。

有効な値

  • arc
  • dsa
  • jdbc
  • tptapi
  • tptapi_load
  • tptapi_stream
  • tptapi_update
  • T2T
この値を指定しない場合、Data Moverデーモンは、ジョブでの使用に最適なTeradataユーティリティを決定します。
Teradata ARCまたはTeradata DSAを使用して古いバージョンのTeradata Databaseにデータをコピーすることはできません。ソースTDPIDとターゲットTDPIDが同じ場合は、Teradata ARCまたはTeradata DSAを使用できません。
例: arc
job_name
(オプション)このジョブの名前。この名前は、固有で32文字以内である必要があります。名前を指定しない場合は、<source_tdpid>_<target_tdpid>_M<sequential number>の形式で自動的に名前が生成されます。
job_priority
(オプション)ジョブの実行優先順位を指定します。サポートされる値は、HIGH、MEDIUM、LOW、およびUNSPECIFIEDです。値を指定しないと、デフォルト値MEDIUMが実行時に使用されます。
例: MEDIUM
log_level
(オプション) ログ ファイル出力のログ レベル。

有効な値

  • 0
  • 1
  • 2
  • 99
例: 2
デフォルト値は0です。
max_agents_per_task
(オプション) テーブル、データベース、またはジャーナルの移動時に同時に使用するData Moverエージェントの最大数。
例: 4
デフォルト値は、Data Moverによって動的に計算されます。
netrace
(オプション) CLI netraceパラメータ。0以上の値を指定すると、CLIトレース ログが生成されます。有効なCLIの値を指定する必要があります。
netrace_buf_len
(オプション) CLI netrace_buf_lenパラメータ。0以上の値を指定すると、CLIトレース ログが生成されます。有効なCLIの値を指定する必要があります。
online_archive
(オプション) Teradata ARCまたはTeradata DSAを使用してテーブルをコピーしている間に、ソース テーブルへの読み取りアクセスおよび書き込みアクセスを許可します。コピー中にソース テーブルが更新されても、その更新はターゲット テーブルには転送されません。コピーが成功した後、ターゲット テーブルに含まれるデータは、コピーの開始時のソース テーブル内のデータと一致します。
有効な値
説明
true オンライン アーカイブを有効にします
False オンライン アーカイブを無効にします
未指定 デフォルト - この値はData Moverデーモン構成ファイルの値に設定されます
例: true
overwrite_existing_objects
(オプション) ジョブは、ターゲットに既に存在するオブジェクトを上書きします。
有効な値
説明
true 上書きを有効にします
False 上書きを無効にします
未指定 デフォルト - この値はData Moverデーモン構成ファイルの値に設定されます
このパラメータを指定しないと、値はData Moverデーモン構成ファイルのoverwrite_existing_objectsパラメータ値に設定されます。trueまたはfalseに指定すると、値はData Moverデーモン構成ファイルのパラメータ値より優先されます。
例: true
query_band
(オプション) ソースおよびターゲットのTeradataセッションまたはトランザクションを一意に識別する、名前と値の組み合わせをセミコロンで区切ったセット。ジョブpayroll、ユーザーID aa100000、およびジョブ セッション番号1122を識別するクエリーバンドを使用するには、次のクエリーバンドを定義します。
例: Job=payroll;Userid=aa1000000;Jobsession=1122;
このパラメータは、最後のパラメータとして、XMLジョブ定義に追加する必要があります。クエリーバンドを定義するときの構文ルールの詳細については、クエリー バンドについてを参照してください。
response_timeout
(オプション) Data Moverデーモンからの応答を待機する時間(秒単位)。
例: 60
security_password
(オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
例: 53cUr17y
Data Moverデーモンでセキュリティの管理が有効になっている場合に必須。 -security_password_encryptedも指定されている場合は、無効なパラメータになります。
security_username
(オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
Data Moverデーモンでセキュリティの管理が有効になっている場合に必須。
source_account_id
(オプション) ソース データベースのログオン アカウントID。
ソースまたはターゲットIDのアカウント名にスペースがあると、ジョブに失敗します。
source_logon_mechanism
(オプション) ソース システムのログオン メカニズム。ソースTeradata Database システムにログオンする場合、ユーザーは少なくとも次のいずれかを入力する必要があります。
  • source_user および source_password
  • source_logon_mechanism

ログオン メカニズムは、Teradata ARCジョブまたはTeradata DSAジョブではサポートされていません。ログオン メカニズムはTeradata PT APIジョブとTeradata JDBCジョブにのみ使用してください。-source_logon_mechanismを指定し、-force_utilityを使用しないと、デフォルトではTeradata PT APIが使用されます。-source_logon_mechanismを指定し、-force_utilityにTeradata ARCまたはTeradata DSAを指定すると、エラーが発生します。

例: KRB5
source_logon_mechanism_data
(オプション) ソース システムのログオン メカニズムに必要な追加パラメータ。
例: joe@domain1@@mypassword
source_password
(オプション) ソース データベースのログオン パスワード。
例: 123456789
-source_password_encryptedも指定されている場合は、このパラメータは無効です。このパラメータでパスワードを指定しないと、コマンドはログオンIDを対話的に入力するように要求します。入力内容は、パスワードの長さにかかわらず一連のアスタリスクで隠されます。
source_password_encrypted
(オプション) ソース データベースの暗号化されたログオン パスワード。
例: 17894cc84b5637a88e36fa37a010e3662d18f64b8ce204bef8d63868ad417810
-source_passwordも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
source_sessions
(オプション) ソース データベースのデータ ストリームごとのセッション数。
例: 4
デフォルト値は、Data Moverによって動的に計算されます。
source_tdpid
ソース Teradata Database。
例: Checks
source_user
(オプション) ソース データベースのログオンID。
例: TD_API_user
このパラメータに対しログオンIDを指定しない場合、コマンドによって対話的に入力が要求されます。
ソースまたはターゲットIDのユーザー名にスペースがあると、ジョブに失敗します。
source_userid_pool
(オプション) ジョブによって、指定の資格情報プールからユーザーが取得されます。両方のパラメータを同じジョブ定義で指定する場合は、target_userid_poolと同じ資格情報プールを使用する必要があります。
例: POOL-1
sync
(オプション) ジョブの完了を待機してから、ジョブが正常に完了したことを示す終了コードを返します。終了コード0は、ジョブの正常な完了を示します。0以外の終了コードは、ジョブまたはコマンドのエラーを示します。
table
(オプション) コピーするテーブル。
例: DB1.TABLE
target_account_id
(オプション) ターゲット データベースのログオン アカウントID。
ソースまたはターゲットIDのアカウント名にスペースがあると、ジョブに失敗します。
target_logon_mechanism
(オプション) ターゲット システムのログオン メカニズム。ターゲットTeradataデータベース システムにログオンする場合、ユーザーは少なくとも次のいずれかを入力する必要があります。
  • target_user および target_password
  • target_logon_mechanism

ログオン メカニズムは、Teradata ARCおよびTeradata DSAではサポートされていません。ログオン メカニズムはTeradata PT APIジョブとTeradata JDBCジョブにのみ使用してください。-target_logon_mechanismを指定し、-force_utilityを使用しないと、デフォルトではTeradata PT APIが使用されます。-target_logon_mechanismを指定し、-force_utilityにTeradata ARCまたはTeradata DSAを指定すると、エラーが発生します。

例: KRB5
target_logon_mechanism_data
(オプション) ターゲット システムのログオン メカニズムに必要な追加パラメータ。
例: my@domain2@@mypassword
target_password
(オプション) ターゲット データベースのログオン パスワード。
例: 212133344
-target_password_encryptedも指定されている場合は、このパラメータは無効です。このパラメータでパスワードを指定しないと、コマンドはログオンIDを対話的に入力するように要求します。入力内容は、パスワードの長さにかかわらず一連のアスタリスクで隠されます。
target_password_encrypted
(オプション) ターゲット データベースの暗号化されたログオン パスワード。
例: 30e458fce484cefef07724653f5046095208f69fcfbf76bf7290b8576192c2fe
-target_passwordも指定されている場合は、このパラメータは無効です。
target_sessions
(オプション) ターゲット データベースのデータ ストリームごとのセッション数。
例: 4
デフォルト値は、Data Moverによって動的に計算されます。
target_tdpid
(オプション)ターゲットTeradataデータベース。
例: Leo
target_user
(オプション) ターゲット データベースのログオンID。
例: TD_tar_User
このパラメータに対しログオンIDを指定しない場合、コマンドによって対話的に入力が要求されます。
ソースまたはターゲットIDのユーザー名にスペースがあると、ジョブに失敗します。
target_userid_pool
(オプション) ジョブによって、指定の資格情報プールからユーザーが取得されます。両方のパラメータを同じジョブ定義で指定する場合は、source_userid_poolと同じ資格情報プールを使用する必要があります。
例: POOL-1
tpt_debug
(オプション) TPT APIトレース デバッグ ログ パラメータ。0以上の値を指定すると、TPT APIトレース ログが生成されます。有効なTPT APIの値を指定する必要があります。
uowid
(オプション) ジョブに関連付けられた作業バッチ用の代替IDまたは名前。このパラメータに値を設定すると、Data Moverによって、Teradata Ecosystem Managerまたはその内部TMSMEVENTテーブルにイベントが送信される際、この値は作業単位IDとして報告されます。このパラメータを指定しない場合、Teradata Ecosystem Managerまたはその内部TMSMEVENTテーブルにイベントが送信される際、デフォルト値が作業単位IDとして使用されます。作業単位IDのデフォルト値は、ジョブの実行名と現在のタイムスタンプで構成されます。例えば、ジョブの実行名がsales_tableであるクエリー ソースを定義した場合、作業単位IDのデフォルト値は、sales_table-20110115155656ESTになります。
例: sales_tables_move

XMLファイルの例

moveコマンドの場合は、datamove move -f parameters.xmlと入力します。

次の例では、<dmMove>要素ではなく<dmCreate>要素がXMLファイルで使用されています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?> 
<dmCreate xmlns="http://schemas.teradata.com/dataMover/v2009" 
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
xsi:schemaLocation="http://schemas.teradata.com/unity/datamover.xsd"> 
    <job_name>floyd_dmdev_create</job_name> 
    <source_tdpid>floyd</source_tdpid> 
    <source_user>dmguest</source_user> 
    <source_password>please</source_password> 
    <target_tdpid>dmdev</target_tdpid> 
    <target_user>dmguest</target_user> 
    <target_password>please</target_password> 
    <data_streams>5</data_streams> 
    <source_sessions>1</source_sessions> 
    <target_sessions>1</target_sessions> 
    <force_utility>arc</force_utility> 
    <log_level>0</log_level> 
    <database selection="unselected"> 
        <name>dmguest</name> 
        <table selection="included"> 
            <name>test1</name> 
        </table> 
        <table selection="included"> 
            <name>test2</name> 
        </table> 
        <table selection="included"> 
            <name>test3</name> 
        </table> 
    </database> 
    <uowid>sales_tables_move</uowid> 
    <query_band>Job=payroll;Userid=aa1000000;Jobsession=1122;</query_band> 
</dmCreate>