ステージング データベースを指定すると、デフォルトのステージング データベースには、ステージング ターゲットテーブル、および作成が必要な任意のワーク テーブル、ログ テーブル、エラー テーブルあるいはマクロが含まれます。ステージング ターゲットテーブルを、ワーク テーブル、ログ テーブル、エラー テーブルおよびマクロが作成されるステージング データベースとは別のステージング データベースに作成することができます。
ジョブ作成XMLファイル内でオプションのstaging_database_for_tableタグを使用して、セカンダリ ステージング データベースがステージング ターゲット テーブルのみを保持するように指定することができます。staging_database_for_tableタグの値を指定すると、そのデータベースはステージング ターゲット テーブルに対するステージング データベースとして使用されます。ワーク テーブル、ログ テーブル、エラー テーブルおよびマクロが格納される一般的なステージング データベースの指定にはstaging_databaseタグがそのまま使用されます。
staging_databaseタグと同様に、staging_database_for_tableタグは、データベース レベル、あるいはテーブルまたはビュー レベルに適用することができます。テーブルまたはビュー レベルで指定された値は、データベース レベルで指定された値を上書きします。
Data Moverでは、staging_databaseタグまたはtarget_staging_databaseタグの使用によるターゲット ステージング データベースの指定をサポートしますが、両方を同時に使用することはできません。