目的
list_job_scriptsコマンドは、ジョブに作成されたすべてのTeradata ARCスクリプトを一覧表示します。ジョブの動作を変更するには、スクリプトを編集してから、save_job_scriptsコマンドを使用して変更内容をデーモンに保存します。編集したスクリプトを保存する前に、それが正しいことを確認してください。デーモンでは、変更内容を確認しません。
list_job_scriptsコマンドに本来のジョブ名を指定すると、本来のジョブ定義のスクリプトが一覧表示されます。実行時にジョブ変数が変更されたジョブ インスタンスの名前を指定すると、変更されたジョブ定義に関連付けられたスクリプトが一覧表示されます。
構文
パラメータ
パラメータの順序を参照してください。
- broker.port
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカー ポートを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- broker.url
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカーURLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- dir
- (オプション) スクリプト ファイルの出力ディレクトリ。ディレクトが存在しない場合は、ディレクトリが作成されます。
- filename
- (オプション) スクリプト ファイルの出力ファイル名。既存のファイル名は上書きされます。
- job_name
- 編集するジョブの名前。
- security_password
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
- security_password_encrypted
- (オプション) スーパーユーザーの暗号化されたパスワード。
- security_username
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
使用上の注意
次の例は、list_job_scriptsコマンドの出力を示しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?> <dmSaveJobScript> <job_name>job1</job_name> <dir>/home/datamover/scripts</dir> <plan> <step> <task id="3"> <timestamp>Fri Jul 10 21:52:55 PDT 2009</timestamp> <archive_script>archiveScript_3</archive_script> <copy_script>copyScript_3</copy_script> </task> </step> </plan> </dmSaveJobScript>
XMLファイルの例
list_job_scriptsコマンドの場合は、datamove list_job_scripts -f parameters.xmlと入力します。
次の例では、パラメータ ファイルは、job1のステップを/home/datamover/scripts/job1_script.xmlに書き込みます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?> <dmListJobScript> <job_name>job1</job_name> <dir>/home/datamover/scripts</dir> <filename>job1_script.xml</filename> </dmListJobScript>