場合によっては、Teradata ARCを使用する時にジョブがステージング テーブルにテーブルをコピーすることができます。その後、ジョブはステージング テーブルからターゲット テーブルまでINSERT/SELECT文を実行します。テーブルがターゲットに存在しない場合、Data MoverはSHOW TABLEからの出力を使用してターゲット テーブルを作成します。
ジョブがTeradata ARCおよびステージング テーブルを使用する場合、次の制限が適用されます。
- テーブルがターゲットに存在せず、ジャーナルが関連付けられている場合、関連付けられたジャーナルはターゲットに存在しなければなりません。これは、<journaling>false</journaling>がテーブルに対して指定されている場合にも適用されます。
- テーブルがターゲットに存在し、ジャーナルが関連付けられている場合、Data Moverはターゲット テーブルに対するジャーナル属性を維持します。これは、<journaling>false</journaling>がテーブルに対して指定されている場合にも適用されます。
ステージング テーブルに対してジャーナル データの適用、またはコピーを試みると、作成時エラーが発生します。このエラーを避けるために、コピーしているテーブルの<journaling>属性をfalse.に設定します。
Data Moverは、次のシナリオでステージング テーブルを使用する必要があります。
- ジョブがTeradata Database間でテーブルをコピーし、ソース テーブルに結合インデックスまたはハッシュ インデックスがある場合。
- ジョブがテーブルおよびそれに関連するトリガー(action_timeパラメータとしてBEFOREを指定する)をコピーする場合。
- ジョブが外部キーを使用するソース テーブルをコピーし、テーブルがターゲットに存在しない場合。
- ジョブがTeradata ARCを使用して部分テーブル コピーを行なう場合。