デフォルトでは、ソースおよびターゲットTeradata DatabaseバージョンでTeradata ARCが使用できるときは、Data MoverはTeradata ARCを使用してパーティション プライマリ インデックス(PPI)テーブルの部分コピーを実行します。Teradata ARCを使用できないときは、Data Moverは読み取りフェーズにはTeradata PT Exportオペレータを使用し、書き込みフェーズにはLoadオペレータ、Updateオペレータ、またはStreamオペレータを使用します。完全テーブル コピーと部分テーブル コピーの両方の場合、書き込みフェーズに適用されるTeradata PT APIオペレータの優先順位は次のとおりです。
- ロード
- 更新
- ストリーム
同じジョブに完全テーブル コピーと部分テーブル コピーの両方が存在する場合は、テーブルが完全コピーでTeradata ARCユーティリティを使用できる場合でも、Data MoverはTeradata PT APIプロトコルを使用してそれらのテーブルのデータをコピーします。Exportオペレータは、単一AMP操作となるWHERE句をサポートしません。これには、テーブルのプライマリ インデックスまたは固有セカンダリ インデックス列に等価条件を含む制約付きのSELECT文など(例えば、col1がテーブルのプライマリ キーのとき、WHERE col1 = 1など)があります。このような場合は、JDBCを使用するよう強制する必要があります。