目的
cleanupコマンドは、失敗したジョブまたは正常に完了する前に中止されたジョブのうち、Teradata ARC、Teradata DSA、Teradata PT API、およびTeradata JDBCのタスクをクリーンアップします。このコマンドは、ジョブに使用されたユーティリティに応じて、ステージング、エラー、ワーク、およびログ テーブルを削除し、HUTロックを解放します。
構文
パラメータ
パラメータの順序を参照してください。
- broker.port
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカー ポートを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- broker.url
- (オプション)実行時に別のActiveMQサーバーに接続する(その結果別のデーモンに接続する)ために、ブローカーURLを入力して、commandline.propertiesファイルに指定されているデフォルト値を上書きすることができます。
- job_name
- クリーンアップするジョブの名前。
- security_password
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのパスワード。
- security_password_encrypted
- (オプション) スーパーユーザーの暗号化されたパスワード。
- security_username
- (オプション)スーパー ユーザーまたは許可されたViewpointユーザーのユーザーID。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。
使用上の注意
次の情報は、クリーンアップを実行しているジョブのタイプに対して固有です。
- Teradata ARC - ソース システムおよびターゲット システムですべてのテーブル ロックを解放し、オンライン アーカイブをオフにするスクリプトが生成されます。このジョブ インスタンスに対して実行されているすべてのTeradata ARCプロセスが終了します。
- Teradata DSA – 実行中のジョブにDSA停止コマンドが発行され、DSMAINはジョブを停止し、すべてのロックを解放します。
- Teradata PT APIジョブ - 既存のターゲット ログ、ワーク、エラーおよびステージング テーブルが削除されます。
- Teradata JDBCジョブ - 既存のターゲット ステージング テーブルが削除されます。
cleanupコマンドは、現在実行中ではないジョブ インスタンスのみをクリーンアップします。現在実行中のジョブをクリーンアップするには、ジョブを停止してから、cleanupを実行してください。
XMLファイルの例
cleanupコマンドの場合は、datamove cleanup -f parameters.xmlと入力します。
次の例では、パラメータ ファイルは、ジョブ12315DFHJKSが停止したか失敗したことにより残されたデータベースの一時データをクリーンアップします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?> <dmCleanup xmlns="http://schemas.teradata.com/dataMover/v2009" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://schemas.teradata.com/unity/datamover.xsd"> <job_name>12315DFHJKS</job_name> </dmCleanup>