デーモンの動作をData Moverポートレットで監視するには、1つまたは複数のデーモンをData Moverセットアップ ポートレットに追加する必要があります。この操作は、現在稼動中のデーモンに対してのみ実行できます。現在稼働中でないデーモンは、Data Moverセットアップ ポートレットに保存されません。
1つのViewpointサーバーでデーモンを監視することができます。複数のViewpointサーバーでの同一のデーモンのモニタリングはサポートされておらず、認証およびジョブ権限の問題が発生する可能性があります。この制限は、セキュリティの管理がデーモンに対し現在有効かどうかに関係なく適用されます。
- Data Moverセットアップポートレットを開きます。
- デーモンの横の
をクリックします。
- デーモンのニックネームを入力します。
- (オプション)監視のためにこのデーモンを有効化するには、デーモンの有効化を選択します。
- デーモンIP/DNSの値を入力します。
- ブローカー ポートの値を入力します。
- 接続テストをクリックします。操作が成功すると、
が表示されます。操作が失敗した場合、
が表示されます。設定が正しいことを確認しもう一度行ってください。
- (オプション) QueryGrid 2.xのユーザー名とパスワードを入力して、QueryGridマネージャREST APIを有効にします。このステップは、QueryGrid 2.xを使用してジョブを作成、監視する場合に必要です。
- (オプション)デーモンに接続する際にクラスタリングを使用できるようにするには、ポートレットで有効を選択し、スタンバイのJMSブローカーのブローカーURL/ポート値を入力します。ブローカーのURLとポートは、broker:portという形式で入力する必要があります(brokerがURL、portがポート番号)。例: dm-agent:61616。これらのクラスタリング フィールド値は、デーモンごとに個別に設定する必要があります。スタンバイJMSブローカーの使用の詳細については、<Teradata® Data Moverインストール、構成、アップ グレード ガイド、ユーザー用、B035-4102>の「自動フェールオーバーの構成」を参照してください。
- (オプション)Teradata Ecosystem Manager ログの記録リストからイベントを送信する方法を選択します。
オプション 説明 NONE Teradata Ecosystem ManagerまたはData Moverのイベント テーブルにイベントを送信しません。 ONLY_REAL_TMSM Teradata Ecosystem Managerにイベントを送信します。 ONLY_INTERNAL_TMSM Data Moverが管理する内部イベント テーブルにイベントを送信します。 BOTH Data Moverが管理するTeradata Ecosystem Managerと内部イベント テーブルにイベントを送信します。 - (オプション)Teradata Ecosystem Managerロギングを有効にするには、ロギング頻度値を入力し、単位を選択します。これは、Data Moverがテーブルのコピー時にログ イベントをTeradata Ecosystem Managerに送信するレートを1秒当たりの量で指定します。
- (オプション)データベースのクエリー手法リストからデータ ディクショナリ ビューのタイプを選択します。
オプション 説明 DBC基本ビュー パフォーマンスは高くなりますが、セキュリティは低くなります。 DBC X/VXビュー セキュリティは高くなりますが、パフォーマンスは低くなります。 - (オプション)データベースから送信されたデータを暗号化するには、データベースをクライアント暗号化チェック ボックスを選択します。
- (オプション)アクティブおよびスタンバイ サーバーのリポジトリ同期を有効にするには、同期サービスを使用チェック ボックスを選択します。リポジトリの同期を行なうと、アクティブ サーバーに対するすべての更新がスタンバイ サーバーに適用されるため、アクティブData Moverサーバーが使用できない場合はスタンバイに切り替えて、ジョブの実行を継続することができます。同期サービスを使用するには、アクティブ サーバーとスタンバイ サーバーに同期サービスを構成して、起動する必要があります。
- (オプション)DDLの比較リストから、ソース テーブルおよびソース ビューのDDLを、既存のターゲット テーブルおよびターゲット ビューのDDLと比較するかどうかについて選択します。ビューの比較は、copyData属性がtrueと指定されている場合にのみ行なわれます。このリストから選択するオプションは、ジョブを作成する際にジョブ レベルの設定のDDLの比較フィールドのデフォルトとして反映されます。
オプション 説明 Unspecified デフォルト。 True ソース テーブルおよびソース ビューのDDLをそれらの対応するターゲット テーブルおよびターゲット ビューのDDLと比較します。 False ソース テーブルおよびソース ビューのDDLをそれらの対応するターゲット テーブルおよびターゲット ビューのDDLと比較しません。 - (オプション)使用するオンライン アーカイブのデフォルト値を設定するには、オンライン アーカイブチェック ボックスを選択します。
- (オプション)ジョブを上書きするようにデフォルト値を設定するには、既存オブジェクトを上書きチェック ボックスを選択します。
- (オプション)オブジェクトをコピーするときにフォールバックを無効にするには、フォールバックを無効にするチェック ボックスを選択します。
- 適用をクリックします。