Data Moverには、ジョブがデータの転送時に使用するソース セッションとターゲット セッションの数を別々に指定する機能があります。 コマンドライン インターフェースでcreateまたはmoveコマンドを使用してジョブを作成する場合は、使用するセッションの数をsource_sessionsおよびtarget_sessionsパラメータで指定できます。
セッション数を増やすと個々のジョブのパフォーマンスを向上できますが、セッション数を増やしすぎるとパフォーマンスが低下する場合があります。最適なセッション数は、環境および使用中のユーティリティによって異なります。 詳細については、<Teradata® Archive/Recovery Utilityリファレンス>、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス>および<Teradata JDBCドライバ リファレンス>を参照してください。
ソース セッションおよびターゲット セッションに対して値を指定していない場合、Data Moverはセッション数を動的に決定します。この決定は、AMPの数、移動中のオブジェクトのサイズなどを含む複数の要因に基づいています。 この動的な値から始めるのは良い考えですが、上級ユーザーであれば状況に応じて使用する理想的な設定を見つけることもできます。