source_sessions、target_sessions、またはdata_streamsの値を指定していない場合、Data Moverはソース セッションまたはターゲット セッション、およびストリームの数を動的に決定します。この決定は、AMPの数、マップ内のAMPの数(Teradata Database MAPSアーキテクチャ機能がサポートされている場合)、移動するオブジェクトのサイズなど複数の要因に基づいています。これらの動的な値は、パフォーマンスを最大化するためのユーティリティの調整に精通していない場合に有用です。各ジョブの理想的な設定はサイトによって異なるので、さまざまな組み合わせをテストすることをお勧めします。特定の値が特定のジョブの要件により適している場合、source_sessions、target_sessionsまたはdata_streams.の値を指定することができます。
このステータスの出力は、ソース セッションおよびターゲット セッション、または各オブジェクトの移動に使用するストリームの数を表示します。
ARCジョブの場合、セッションとストリームの数は、移動する最大オブジェクトに基づいて計算されます。セッションとストリームの数が計算されると、同じ数のセッションとストリームがジョブの一部として、移動対象のすべてのオブジェクトで使用されます。
DSAジョブの場合、source_sessionsおよびtarget_sessionsは適用されません。data_streamsが指定されていない場合、DSAはソフト ストリームの数を自動的に決定します。データ転送時に使用されるソフト ストリームの数を制限するには、data_streamsに小さな値を指定します。
- ソース セッション数は、ソース オブジェクト マップのAMP数を超えることはできません。
- ターゲット セッション数は、ターゲット オブジェクト マップのAMP数を超えることはできません。
- データ ストリーム数は、ソースまたはターゲット オブジェクト マップのAMP数を超えることはできません。
ユーザーが3つのパフォーマンス設定(source_sessions、target_sessionsまたはdata_streams)のうち1つまたは複数に対し値を指定すると、未指定値がユーザー指定値と最適に機能するように自動的に計算されます。
list_job_stepsコマンドを実行して、Data Moverによって動的に計算されたセッションとストリームを表示します。