他のアプリケーションでVantageを実行する - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine リリース定義

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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Product Category
Teradata Vantage

Teradataアプリケーションを含むアプリケーションは、承認されたシステム プラットフォームでVantageと同時に実行することができますが、データベースのスループットと応答時間のパフォーマンス、および可用性に悪影響を与える可能性があります。

Teradataは、アプリケーションとVantageの両方に対するパフォーマンスと可用性の影響を理解せずに、他のデータベースなどのシステム リソースを大量に消費するアプリケーションを同時に実行しないことを強く推奨します。

デフォルトでは、メモリ割り当てアルゴリズムは、ノード上のメモリを100%使用するVantageに基づいています。他のアプリケーションが大量のノード メモリを使用する場合は、メモリを追加し、この割合を制御するオプションを調整する必要があります。これらの理由から、次の表に示すように、可能であればVantageを実行しているノードでは非Teradataアプリケーションを実行することは避けてください。
ソフトウェア タイプ Vantageで実行するノードで実行するか? 考慮事項
非Teradataアプリケーション No 以下を目的として、Vantageを実行しないノードで実行します。
  • 期待されるスループット、期待される応答時間、および並列性効率は影響を受けません。
  • システムへの悪影響が軽減されます。
  • 問題をより簡単に切り分けることができます。
  • 1つのアプリケーションで必要となる修正を、それらの修正を必要としないノード、またはそれらの修正が悪影響を及ぼすノードには適用せずに実行できます。
TeradataアプリケーションとTeradataクライアント ソフトウェア Yes ソフトウェアが以下の場合、Vantageを実行するノードで実行します。
  • システムにかかる負荷が非常に小さい。
  • ワークロードをノード間で均等に分散する。
  • システム保守に定期的に使用される。
  • ソフトウェアによる影響が十分に理解され、許容範囲内である。
アプリケーションが個別の非TPAノードで実行されている場合でも、BYNETを共有しているためVantageと干渉する可能性があります。