データベース問合わせログ(DBQL)は、より完全で正確なロギングにより、Advanced SQL Engine 17.00用に機能強化されています。
利点
- DBQLでは、デフォルトでアルゴリズム3が使用されるようになります。これにはアボートされたステップと並列ステップに関する統計の収集が含まれており、より正確なリソース使用状況統計が得られます。
- デフォルトでは、Vantageはリクエスト レベルでSUMおよびJOINステップの数をログに記録するようになり、クエリーの複雑さを測定します。
- DBQLのデフォルトの動作に、機能使用ロギング(FUL)が追加されました。
考慮事項
- アルゴリズム3を使用していなかったアップグレード済みシステムは、明示的に設定されるまではアルゴリズム3を使用しません。この場合、DBSコントロールの一般フィールド64(DBQL CPU/IO Collection)を明示的に変更する必要があります。Teradataでは、アルゴリズム3を使用するように切り替えることを推奨します。
追加情報
- DBQLの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。
- DBS制御ユーティリティの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。