ActionHistoryV[X]の行は、現在実行中または完了しているマップ関連アクションを表わします。ActionHistoryTblはMoverプロシージャで更新されます。MoverがActionsTblからアクションを取得したら、ActionHistoryTblに行を挿入し、そのステータスを進行中に設定します。アクションが完了すると、Moverはステータスを完了に更新します。これらのビューのセキュリティ ゾーンは制約されています。ActionHistoryVXは、ユーザーがアクセスできるオブジェクトのみを返します。
ActionListName
ActionListNameには、このアクションがメンバーであるアクションの名前付きリストが含まれます。関連するAdvisorプロシージャ パラメータOutputActionListおよびMoverプロシージャ パラメータTableActionListを参照してください。
FractionOfPermDBFree
データベース内でテーブルが使用する空き固定領域の端数。ALTER TABLE MAPは操作中に2倍の領域を使用し、この値は使用される空き領域の端数を示します。
PrevGroupsBytesPerSec
PrevGroupsBytesPerSecは、テーブルの前のグループで処理された1秒あたりのバイト数を示します。
TableSize
TableSizeは、アクション完了後のテーブルの概算サイズ(バイト単位)です。
HostId、SessionId、WorkerId
HostIdは行を書き込んだワーカーのホストIDです。SessionIdは行を書き込んだワーカーのセッションIDです。
WorkerIdは行を書き込んだワーカーのIDです。
値 | 説明 |
---|---|
0 | 0は逐次移動のWorkerIdの値です。 |
1以上 | 1以上は並列移動の並列ワーカーの数を示します。 |
アクションの可能値
テーブルで実行するアクションのタイプ。
値 | 説明 |
---|---|
Alter | 既存のテーブル データを新しい宛先マップに移動します。 例えば、アクションを変更するには、ALTER文を使用します。 ALTER {TABLE | JOIN INDEX | HASH INDEX} <TableName> MAP = <DestinationMap> [COLOCATE USING [<ColocateName>]; |
Exclude | 指定した宛先マップのこのテーブルでは、いかなるアクションも実行しないでください。 |
問題の可能値
値 | 説明 |
---|---|
Y | Yは、このアクションに問題があることを示します。問題の詳細については、ActionsTblDescription列を参照してください。 |
N | Nは問題がないことを示します。 |
Statusの可能値
テーブルで実行するアクションのタイプ。
値 | 説明 |
---|---|
Aborted | アクションが再起動またはアボートによってアボートされました。 |
complete | アクションは正常に完了しました。 |
InProgress | アクションが現在実行中であるか、アボートされたか、または移動中にデータベースの再起動が行なわれました。 |
Failed | アクションが失敗しました。詳細については、関連するErrorCode列を参照してください。 |
Stopped | 待ち行列に入れられたアクションが実行前に停止されました。 |
Skipped | 推定経過時間が呼び出し側で指定したTimeLimitの残り時間よりも大きかったため、アクションはスキップされ、開始されませんでした。TableNameが非NULLの場合、個々のテーブルがスキップされました。TablenameがNULLで、GroupOrderが非NULLの場合、指定したグループ内のすべてのテーブルがスキップされました。 |