.NET Data Provider for Teradata API - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/muh1623078990997.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1092
Product Category
Software
Teradata Vantage

報告される.NET Data Provider for Teradataセッションの接続元を示す情報で、クライアント システムのプロセスIDやユーザーIDなどである。LogonSourceに含まれる情報はすべて8文字であり、次の名前や識別子などがあります。

LogonSourceに書き込むアプリケーションが.NET Data Providerドライバを使用してVantageに接続するとき、LogonSource文字列フィールドの定義は次のとおり。

以下のテーブルに示す、対応するLogOnOffV[X]またはSessionInfoV[X]列は、LogOnOffV[X]ビューとSessionInfoV[X]ビューおよびEventLogテーブルとSessionTblテーブルのみに現われます。

その代わりに、LogonSourceのフィールドを使用するアプリケーションが、対応するLogOnOffV[X]列またはSessionInfoV[X]列(ClientAttribute列としても参照される)を使用するようTeradataは強く推奨します。

ClientAttribute列についてさらに調べるには、Teradata StudioまたはTeradata Studio Expressを使用してください。

フィールド名 説明 対応するLogOnOffV[X]列またはSessionInfoV[X]列 説明
モード

(フィールド1)

次のような接続のタイプを示すリテラル文字列。
TCP/IP

このフィールドの長さは常に8文字。

この情報はVantageにより提供される。

ClientConnectionType 値は1であり、クライアントがゲートウェイ経由でTCP/IPを使用して接続していることを示す。

この列の可能値の詳細については、ClientConnectionTypeの可能値を参照するか、Teradata StudioまたはTeradata Studio Expressを使用してください。

TCPポートまたはソケット番号

(フィールド2)

ネットワーク クライアント システムのTCPポートまたはソケット番号(16進)。

このフィールドは4文字(16進)です。

最大値は64K-1。

この情報はVantageにより提供される。

ClientTcpPortNumber TCPポートまたはソケット番号の整数値。
IPアドレス

(フィールド3)

ネットワーク クライアント システムのIPアドレス。

このフィールドは最大45文字。

この情報はVantageにより提供される。

ClientIpAddress IPv4またはIPv6 IPアドレスを表わす標準文字列。
TDP ID

(フィールド4)

このログオンでVantageと接続するネットワークTDPのTDP ID。

フィールド5から8までが入力された後に領域が残っているときにこのフィールドが入力される。

フィールド4から8は最大97文字で、他のすべてのフィールドが書き込まれた後に、残っている領域までVantageによりTDP IDが切り捨てられる。

十分な領域が残っていない場合は、TDP IDのデータがLogonSource文字列から削除される。

このフィールドは5つの部分から構成される。

  • アプリケーションで指定されたDataSource名。
  • COLON文字。
  • 接続されたVantageノードのIPアドレス。
  • COLON文字。
  • 接続されたVantageノードのポート番号。

この情報は.NET Data Provider for Teradataにより提供される。

ClientTdHostName クライアントがVantageへの接続に使用したVantageホスト名。
クライアント プロセスID

(フィールド5)

クライアント プロセスのID。

.NET Data Providerによりこのフィールドが削除されます(TDP IDとクライアント ユーザーIDフィールドの両方が削除される場合)、ただし結果の文字列は、それでもLogonSourceで.NET Data Provider for Teradataに設定されるフィールドに97文字以上が割り当てられます。

このフィールドは次の関数呼び出しで取得する。

Process.GetCurrentProcessID().ID

この情報は.NET Data Provider for Teradataにより提供される。

ClientProcThreadId クライアント プロセスIDまたはスレッドID。
クライアント ユーザーID

(フィールド6)

クライアント システムで定義されたログオン ユーザーのユーザーID。

このフィールドは3つの部分から構成される。

  • ドメイン名。

    この値は次の関数呼び出しで取得する。

    System.Environment.UserDomainName

    セキュリティ例外が発生した場合は、このフィールドにQUESTION MARK文字が表示される。

  • バックスラッシュ(\)文字(U+005C)。
  • ユーザー名。

    この値は次の関数呼び出しで取得する。

    System.Environment.UserName

    セキュリティ例外が発生した場合は、このフィールドにQUESTION MARK文字が表示される。

この情報は.NET Data Provider for Teradataにより提供される。

ClientSystemUserId クライアント ユーザーID。
クライアント プログラム

(フィールド7)

クライアント システムで動作しているプログラムのID。

このフィールドは7つの部分から構成される。

  • プログラム名。

    この値は次の関数呼び出しで取得する。

    Process.GetCurrentProcess().ProcessName

    セキュリティ例外が発生した場合は、このフィールドにQUESTION MARK文字が表示される。

  • COLON文字。
  • リテラル文字列NET

    .NET Data Provider for Teradataを識別する。

  • COLON文字。
  • リテラル文字列: SS

    標準SQLセッションと識別する。

  • COLON文字。

    NET Data Provider for Teradataの12桁のリリース番号。書式は、nn.nn.nn.nnnで、nは整数値を表わす。

この情報は.NET Data Provider for Teradataにより提供される。

ClientProgramName クライアント システムのプログラム名。
形式ID

(フィールド8)

LogonSource属性の以前の位置情報を構文解析するために使用できる形式ID。

フィールドの末尾が次の4文字である場合、形式IDが存在します。

LSS
上の例で、4文字の形式IDの最初の文字は空白です。

このフィールドの長さは常に6文字。

.NET Data Provider for 接続の場合、常に次の値である。

01 LSS

この情報は.NET Data Provider for Teradataにより提供される。

ClientAttributesEx 他のクライアント属性フィールドに一致しないクライアントの説明。
フィールド4から7のデータは必要に応じて切り捨て、またはLogonSource文字列から完全に削除できる。.NET Data Provider for Teradataで設定されるフィールドの合計長が97文字が超えないように保証する。

フィールドの値を削除する必要があるとき、次の順で削除される。

  • TDP ID (フィールド4)
  • クライアント ユーザーID (フィールド6)
  • クライアント プロセスID/スレッドID (フィールド5)