この手順は、オペレーティングシステム バンドルのみをアップグレードするためのものです。 Teradata DatabaseまたはAdvanced SQL Engine自体のアップグレード、またはTeradataエコシステム ソフトウェアには適用されません。
アップグレード手順については、サービス エクスペリエンス マネージャーまたは営業担当者にお問い合わせください。お客様は、 Vantageアップグレード プランとサクセスティアを購入する必要があります。
開始後、アップグレード プロセスは完全に非対話型になります。アップグレード中に、PUTはシステムを再起動します。
SLES11からSLES12バージョンなどのメジャーアップグレードを実行する場合は、システムを再展開する必要があります。
- メンテナンスウィンドウを設定します。メンテナン スウィンドウの使用を参照してください。
- https://support.teradata.comにログオンし、バンドルをダウンロードします。
- ログオンして、アップグレードするソフトウェアがインストールされているシステムのrootユーザーに切り替えます。
- ディレクトリ/var/opt/teradata/swupgrade-sourceが存在しない場合は作成します。
- 以前のアップグレード用にダウンロードしたパッケージがまだシステムに残っている場合は、アップグレードバンドルをダウンロードする前にファイルを削除してください。
- ダウンロードしたアップグレード バンドルを/var/opt/teradata/swupgrade-sourceに転送します。
- TDputのバージョンが03.09.03.18より前の場合は、すべてのノードにTDputを手動でインストールする必要があります。https://knowledge.teradata.com/KCS/id/KCS004693を参照してください。
- swupgrade -Uコマンドを実行します。
/opt/teradata/TDput/bin/swupgrade -U
進行状況メッセージが画面に表示されます。 - バンドルが正しくインストールされたことを確認するには、ファイル/var/opt/teradata/TDput/fileservice/logs/sequencer_simple-install.logに移動し、全体的なパッケージインストールステータスセクションまでスクロールします。成功列には、各パッケージがインストールされたノードの数が表示されます。 失敗列が障害を示していないことを確認してください。
- データベースのステータスを確認します。
# pdestate -a
- 数分経ってもデータベースが自動的に起動しない場合は、手動で起動してください。
# /etc/init.d/tpa start