Vantageの機能 | Teradata Vantage on AWS (DIY) - Vantageの機能 - Teradata Vantage on AWS

Teradata Vantage™ on AWS (DIY) インストールと管理ガイド

Product
Teradata Vantage on AWS
Release Number
2.3
Published
2022年4月
Language
日本語
Last Update
2022-04-19
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B035-2800
Product Category
Cloud

Vantage on AWS (DIY)は、このトピックにリストされている機能を含みますがこれらに限定されない、Vantageの多くの機能を提供します。ここにリストされているすべての機能がすべてのVantageライセンス層に含まれているわけではありません。パッケージは含まれていますが、Vantage AMIをインストールして構成する必要があります。

以下の表では、次の用語が使用されています。
  • 自動は、機能をインストールまたは構成する必要がなく、Vantageの展開後に使用を開始できることを示す。
  • 手動は、オンプレミス システムと同様に、Vantageドキュメントを使用して機能をインストールおよび構成する必要があることを示す。

次の表には、フォールバックなど、デフォルトで有効になっていて、自動的にインストールおよび構成されるVantageの機能は含まれていません。

データベース機能 説明 デフォルトで有効 インストールと構成 ドキュメント
ブロック レベルの圧縮 データ ブロックを圧縮形式で保存して、ストレージ スペースを節約し、パフォーマンスを向上させる。 EBSストレージの場合は有効。 EBSストレージの場合は自動。
  • Teradata Database 14.0の<Teradata® Databaseリリース サマリー>
  • Teradata Vantage™ - データベースの管理
ローカル ストレージの場合は無効。 ローカル ストレージの場合は手動(非推奨)。
Columnar テーブルをパーティション化する機能、または列ごとの結合インデックスを提供する。 はい 自動、構成が必要。
  • Teradata Database 14.0の<Teradata® Databaseリリース サマリー>
  • Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例
Intelligent Memory

(Advanced、Enterprise層のみ)

最も頻繁に使用されるデータがメモリに保持されるようにすることで、クエリーのパフォーマンスを高速化し、システム メモリを最大化する。

Vantageを実行するすべてのインスタンス タイプは、ノードあたり5TiBの最小ストレージをサポートする。

いいえ1 自動
  • Teradata Database 14.10の<Teradata® Databaseリリース サマリー>
  • Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ
  • <Teradata® Intelligent Memory>オレンジブック2
行レベル セキュリティ 行ごとにデータ アクセスを制限できる。 いいえ1 手動
  • Teradata Database 14.0の<Teradata® Databaseリリース サマリー>
  • Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド
セキュア ゾーン 1つまたは複数のゾーンへのユーザー アクセスを制限して、ユーザー階層とデータベース階層を個別のデータベース パーティションにグループ化する。 いいえ1 手動
  • Teradata Database 15.10の<Teradata® Databaseリリース サマリー>
  • Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド
テンポラル テンポラル データベース管理システムに必要なビルトイン機能を提供する。 いいえ1 手動 Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート
Native Objectストレージ 標準のTeradata SQLやAPIを使用して、外部のS3互換オブジェクト ストレージ プラットフォームにある、CSV、JSON、Parquet形式データセットの検索とクエリーを有効にする はい 自動 Teradata Vantage™ - Native Object Storeスタート ガイド
1デプロイ時に有効にできるVantage

2オレンジブックを見つけるには、https://support.teradata.comに移動してログインし、ブックのタイトルを検索する。

Native Objectストレージ

Native Object Store(NOS)は、ビジネス アナリストやシステム管理者、データ サイエンティスト、データベース管理者などが標準のTeradata SQLやAPIを使用するための、Vantageの機能です。使用の目的には以下が挙げられます。

  • 外部のS3互換オブジェクト ストレージ プラットフォームにある、CSV、JSON、Parquet形式データベースの検索とクエリー。
  • Vantageに保存されているデータの、外部のS3互換オブジェクト ストレージ プラットフォームへの書き込み。

NOSを使用すると、次のことが可能です。

  • 外部オブジェクト ストアに保存されているデータの分析。
  • 外部オブジェクト ストアに保存されているCSV、JSON、またはParquet形式のデータの読み取り。
  • Advanced SQL Engineに保存されているリレーショナル データへの外部データの結合または集約。
  • 外部オブジェクト ストアにオフロードされたコールド データのクエリー。
  • 1つのSQL文を使用した、外部オブジェクト ストアからデータベースへのデータのロード。
  • Advanced SQL Engineデータの、(テーブルと派生結果から)外部オブジェクト ストアへの書き込み。