Amazon EC2インスタンスのローカル ストレージ | Teradata Vantage on AWS (DIY) - Amazon EC2インスタンスのローカル ストレージ - Teradata Vantage on AWS

Teradata Vantage™ on AWS (DIY) インストールと管理ガイド

Product
Teradata Vantage on AWS
Release Number
2.3
Published
2022年4月
Language
日本語
Last Update
2022-04-19
dita:mapPath
ja-JP/zra1648797736961.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/nat1649317391363.ditaval
dita:id
B035-2800
Product Category
Cloud

ローカル ストレージは一時的または刹那的なものですが、EBSと比較して優れたパフォーマンスを提供します。データを保持する必要がないテストや開発に最適です。ストレージはデータ ボリュームに使用されますが、rootディスクは350GBのEBSを使用します。rootディスクを使用するインスタンスを展開するときに、最小限の料金が発生します。

ローカル ストレージを選択するときは、次の点を考慮します。

ローカル ストレージ タイプ 考慮事項
ローカル(SSDとHDDの両方)
  • ストレージには実行中のインスタンスが必要
  • インスタンスに障害が発生した場合にデータが失われる可能性があるが、Teradata DSCを使用してデータ保護を利用できる
  • EBSよりも信頼性が低く、HDDはSSDよりも信頼性が低い
SSDのみ
  • パフォーマンスが最も高い
  • TBあたりのvCPU単価が最も高い
  • EC2インスタンスあたり最大72TBのストレージ
HDDのみ
  • SSDよりもパフォーマンスが低い
  • SSDよりもTBあたりのvCPU単価が低い
  • EC2インスタンスあたり最大48TBのストレージ
ローカル ストレージは、次のノード イベントでデータの損失を引き起こします。
  • シャットダウン(init 0)
  • ノードのハング
  • マシン チェック(ダブル ビット メモリ エラーなどのハードウェア障害)
  • Amazon EC2コンソールを介したインスタンスの停止
  • インスタンスの終了

再起動(init 6)やノード パニック(oopsイベントと呼ばれることもあります)などの特定のノード イベントでは、データの損失は発生しません。oopsイベントではメモリ ダンプが発生し、ノードが再起動されます。

データの損失を回避するには、EBSベースのAMIからVantageインスタンスを展開するか、Teradata Data Stream Controllerなどの自動化されたTeradataバックアップ ソリューションを使用します。