以下の表では、SQLDAのフィールドについて説明します。
フィールド名 | 形式 | 説明 |
---|---|---|
SQLDAID | CHARACTER(8) | SQLDA文字を含みます。 |
SQLDABC | INTEGER | SQLDAの長さ。(16 + (44 * SQLN値))の式で計算され、INTO句を指定したDESCRIBE文またはPREPARE文の実行時にプリプロセッサによって設定されます。 入力の場合、アプリケーションはこのフィールドをSQLDA構造のサイズにセットする必要があります。 出力の場合、プリプロセッサは、このサイズをDESCRIBEまたはPREPARE INTOリクエストによって戻される列数(SQLD)が十分入るだけのサイズにセットします。 |
SQLN | SHORT INTEGER | SQLVAR配列内の要素の合計数。 アプリケーションは、このフィールドをプリプロセッサ(SQLVAR)が使用できる要素数に設定します。 入力の場合、SQLNはOPENまたはEXECUTE文の前に設定する必要があります。 出力の場合、SQLNはDESCRIBEまたはPREPARE INTOリクエストの前に設定する必要があります。 USING節のBOTHオプションを使用する場合は、最低2度は戻される列としてSQLVAR要素数を指定する必要があります。 |
SQLD | SHORT INTEGER | 変数の記述を保持するために現在使用されているSQLVAR配列内の要素数。 入力の場合、アプリケーションは、このフィールドを入力変数情報で使用するSQLVAR要素数に設定します。 この値は、OPENまたはEXECUTE文の前に設定する必要があります。 出力の場合、プリプロセッサは、DESCRIBEまたはPREPARE INTOリクエストを使用したSQLVAR要素の数を戻します。 定義されている要素が少ないためDESCRIBEの条件を満たさない場合、SQLDは必要な数に設定され、SQLVAR要素は戻されません。 USING節のBOTHオプションを使用する場合は、最低2度は戻される列としてSQLVAR要素数を指定する必要があります。 |
SQLVAR | 配列 | 結果データの列を記述する二次レベル構造の反復が含まれています。 SQLVAR要素の構造は、以下のとおりです。
入力の場合、アプリケーションは、OPENまたはEXECUTE文より前に入力ホスト変数の長さを設定します。 出力の場合、プリプロセッサは、列のデータ長を戻します。 ホスト変数の長さが戻される値と異なる場合、アプリケーションは、FETCHを実行する前に正しい長さがそのフィールドにあるかどうかを確認します。 |
SQLDATA | ポインタ | 以下のいずれかを、プリ プロセッサに指示します。
アプリケーションは、OPEN、EXECUTE、またはFETCH文を実行する前にこのフィールドを設定する必要があります。 COBOLでアドレスを設定する方法の例については、<Teradata® Preprocessor2埋め込みSQLプログラマ ガイド、B035-2446>を参照してください。 |
SQLIND | ポインタ | SQLDATAが指し示す入力/出力ホスト変数に関連付けられた標識変数のアドレスを、プリ プロセッサに示します。 アプリケーションは、このフィールドを、アドレスがSQLDATA内にあるフィールドで使用する関連する標識変数(ある場合)のアドレスに設定します。 標識変数を使用しない場合、このフィールドはx'00'に設定する必要があります。 アプリケーションは、OPEN、EXECUTE、またはFETCH文を実行する前にこのフィールドを設定する必要があります。 |
SQLNAME | VARCHAR (30) | 以下のいずれかが入ります。
入力の場合、このフィールドには入力ホスト変数としての意味合いはありません。 出力の場合、プリプロセッサは、このフィールドをUSING節にある情報に基づき設定します。 このフィールドを使用するのは、アプリケーションだけです。プリプロセッサが使用することはありません。 |