以下のSQL文は、ストアド プロシージャに対してDML、DDL、HELP、およびSHOW操作を行ないます。これらの文のほとんどは、Teradata Databaseクライアント ユーティリティまたはインターフェース上のどのアプリケーションからでも実行依頼することができます。
- ALTER PROCEDURE
- CALL
- CREATE PROCEDURE
- DROP PROCEDURE
- RENAME PROCEDURE
- REPLACE PROCEDURE
- HELP PROCEDURE
- HELP ‘SPL …’
- SHOW PROCEDURE
CREATE PROCEDUREとREPLACE PROCEDUREは、BTEQ、ODBC、JDBC、CLIv2アプリケーションおよびTeradata SQL Assistantユーティリティでサポートされています。
BTEQおよびTeqTalkユーティリティからのCREATE/REPLACE PROCEDUREの実行依頼は、COMPILEコマンドによって参照されるファイルで行なう必要があります。
Unicode Pass Throughによるストアド プロシージャの使用
Unicode Pass Through(UPT)はUnicodeのエラー処理機能です。この機能により、Teradataに対してパス スルー文字(PTC)のインポートとエクスポートを行なうことができます。
UPTが無効のセッションでは、ストアド プロシージャ本体内のPTCを参照するストアド プロシージャを作成できません。このようなプロシージャはパス スルー セッション内でのみ作成できます。
ストアド プロシージャ本体のPTCパラメータで定義してPTCも参照するストアド プロシージャを呼び出すと、次のことが適用されます。
- UPTが無効のセッションでは、PTCパラメータで定義されているストアド プロシージャを呼び出すことはできません。
- パス スルー セッションでは、PTCパラメータで定義されているストアド プロシージャを正常に呼び出せ、引数としてPTCを渡すことができます。
- すべてのセッションでは(UPTの有効または無効に関係なく)、ストアド プロシージャ本体のPTCを参照するストアド プロシージャを呼び出すことができます。
PTCを使用したストアド プロシージャの使用方法を以下のテーブルにまとめます。
ストアド プロシージャの作成または実行 | 現在のセッションの種類 | 予想される結果 |
---|---|---|
プロシージャ本体のPTCを参照するストアド プロシージャの作成 | パス スルー セッション | 成功 |
UPTは無効です | エラー | |
PTCパラメータで定義されているストアド プロシージャの呼び出し | パス スルー セッション | 成功 |
UPTは無効です | エラー | |
プロシージャ本体のPTCを参照するストアド プロシージャの呼び出し | パス スルー セッション | 成功 |
UPTは無効です | 成功 | |
プロシージャ本体のPTCパラメータで定義してPTCも参照するストアド プロシージャの呼び出し | パス スルー セッション | 成功 |
UPTは無効です | エラー |
詳細については、<Teradata Vantage™ NewSQL Engine国際文字セット サポート、B035-1125>を参照してください。