目的
オブジェクトに属しているコメントがあれば、そのコメントを返します。
呼び出し
実行可能形式。
埋め込みSQLのみ。
構文
- object_kind
- 以下のオブジェクトのいずれか1つ。
- COLUMN
- DATABASE
- FUNCTION
- MACRO
- PROCEDURE
- PROFILE
- ROLE
- TABLE
- TRIGGER
- USER
- VIEW
- object_reference
- 以下のオブジェクト参照のいずれか1つ。
- 列名
- データベース名
- マクロ名
- プロシージャ名
- プロファイル名
- ロール名
- テーブル名
- トリガー名
- ユーザー名
- ユーザー定義関数名
- ビュー名
- host_variable_name
- コメントを配置するホスト変数の名前。
- host_indicator_name
- ホスト標識変数の名前。
ANSI準拠
COMMENTは、ANSI/ISO SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。
許可
なし。
データを返すCOMMENT
戻り形式のCOMMENTは、データを返します。
COMMENTの戻り形式のルール
- host_variable_nameのデータ型は、VARCHAR(255)でなければなりません。
- 指定のオブジェクトにコメントが存在しない場合は、host_indicator_nameはNULLを返します。
- COMMENT文は1つのデータ値(要するに、1つの列を含んだ1つの行)だけを返しますが、静的COMMENT文で選択カーソルを使用することもできます。そのカーソル用に、静的選択カーソルの場合と同じ手順を実行してください。
- 動的COMMENT文を実行する場合は、データが返されるので動的カーソルを使用する必要があります。その場合は、動的選択の場合と同じ手順を実行してください。
- COMMENTをカーソルまたは動的SQL文と併用する場合は、INTO句を省略しなければなりません。