目的
プログラム実行時にTeradata Databaseとのデータの変換に使用する文字セットを指定します。
呼び出し
実行可能形式。
埋め込みSQLのみ。
構文
- character_set_name
- クライアントとTeradata Databaseとの間でのデータの変換に使用される文字セットを指定します。
- :character_set_name_variable
- クライアントとTeradata Databaseとの間でのデータの変換に使用される文字セットの名前を含んでいるホスト変数を指定します。
ANSI準拠
SET CHARSETは、ANSI/ISO SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。
許可
なし。
使用上の注意
SET CHARSETは、実行時にアプリケーションとTeradata Databaseとの間の通信に使用されるデフォルトの文字セットをオーバーライドします。
ルール
- character_set_nameまたは:character_set_name_variableのどちらを指定する場合も、文字セット名は、有効な文字セット識別子でなければなりません。
- 文字セット名を文字セットコードと識別するために使用する場合、character_set_nameは、APOST/QUOTEプリプロセッサ オプションの設定に基づいて、単一引用符または引用符で囲まなければなりません。
- 文字セット名を識別するために使用する場合、:character_set_name_variableは、クライアント言語用のSQL文字列のルールに従わなければなりません。
- 文字セットコードを識別するために使用する場合、:character_set_name_variableは、SMALL INTEGER型のホスト変数として定義しなければなりません。
- SET CHARSET文の指定は、プリプロセッサ処理には影響を与えず、実行時にTeradata Databaseとの間でデータをやりとりするだけです。
関連トピック
UTF-8とUTF-16の文字セットについて、およびUTF-8とUFT-16のプログラミングに関する固有の考慮事項または:character_set_name_variableについては、<Teradata® Preprocessor2埋め込みSQLプログラマ ガイド、B035-2446>を参照してください。