目的
システム全体の性能モニターの権限を取り消します。
REVOKE MONITORは、取り消されたユーザーが次の文を発行すると直ちに有効になります。
必要な権限
REVOKE (モニター)では、REVOKE文を実行するユーザーは、取り消されるすべての権限をGRANTオプション付きで持っていなければなりません。
構文
構文要素
- GRANT OPTION FOR
- 指定された受領者の指定された権限の付与権限だけが取り消されます。
- MONITOR PRIVILEGES
- REVOKE文を実行するユーザーによって、指定されたオブジェクトに対してWITH GRANT OPTION付きで付与できる、MONITOR以外のすべての権限が、指定されたユーザーから取り消されます。
- MONITOR BUT NOT
- monitor_privilegeによって指定された権限を除く、すべてのMONITOR権限を取り消します。
- monitor_privilege
- 取り消すことができるモニター権限を指定します。
- ALL
- モニター権限が、指定したデータベースまたはユーザー、およびそのデータベースまたはユーザーによって現在および将来に所有されるすべてのデータベースまたはユーザーから取り消されることを指定します。
- user_name
- モニター権限が取り消されるデータベースまたはユーザーを指定します。最大25個の名前を指定することができます。
- PUBLIC
- モニター権限を、Teradata Databaseの現在定義されているユーザーと将来のTeradata Databaseユーザーのすべてから取り消すように指定します。
ユーザーからすべての権限を取り消す例
この文は、accountingデータベースに対するすべてのSQL権限と、システムに対するすべてのモニター権限をtedという名前のユーザーから取り消します。この例は、取消しを行なうユーザーが必要な権限をWITH GRANT OPTION付きで暗黙的または明示的に持っていることを想定しています。
REVOKE ALL PRIVILEGES ON accounting FROM ted; REVOKE MONITOR PRIVILEGES FROM ted;
ユーザーから特定の権限を取り消す例
この文は、ABORTSESSION、MONSESSION、およびSETSESSRATEモニター権限をユーザーplsから取り消します。この例は、取消しを行なうユーザーが必要な権限をWITH GRANT OPTION付きで暗黙的または明示的に持っていることを想定しています。
REVOKE ABORTSESSION, MONSESSION, SETSESSRATE FROM pls;
モニター権限の付与については、GRANT (MONITOR形式)を参照してください。